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バラの種類を系統別に解説!つる性や木立性など4万種以上もあるの?!

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バラは、登録されているだけでも4万種以上の品種が存在するといわれています。

そして今現在でも品種改良が進められています。でも、園芸品種の元になった原種は意外に少なく、10種ほどに集約されて来ます。

これらの血筋をたどれば、数多くあるバラの園芸品種もいずれかの系統(グループ)に分類することができます。そこで今回は、バラの種類をご紹介します。

バラ(薔薇)の種類一覧

・原種・原種系交雑種

バラは、北半球に150 ~200種が自生しているとされています。

バラの歴史は、「原種」と呼ばれるこれら自生していたバラからはじまっています。

原種バラのほとんどは、春にのみ開花する「一季咲き」になります。

ただし、中国が原産とされている「コウシンバラ(ロサ・キネンシスなど)」については「四季咲き」の性質があり、後のバラの品種改良の発展に多大な貢献をすることになります。

日本におけるバラの原種では、「ノイバラ」「テリハノイバラ」「ハマナシ」の3種類が知られています。

・オールドローズ

オールドローズとは、1867年に作出された初のハイブリッド・ティー種である「ラ・フランス」以前のバラの品種を総称して指します。

明確な定義があるわけではないため、古代より栽培されていた品種や、18~20世紀はじめにかけて確立されたつる性の品種群をオールドローズとして区分し、一季咲きのものがほとんどとなります。

・つるバラ

つるバラは、「クライミング」「ランブラー」「シュラブ」の三系統に区分されます。

ちなみに、オールドローズの花姿と豊かな香りに四季咲き性を備えた「イングリッシュ・ローズ」は、つるバラのグループの1つである「シュラブ」に分類されます。

・四季咲きバラ

「四季咲き」とは、一定の温度があれば安定して蕾を付ける性質をいいます。

そのために樹形は、横張りや直立などの自立型であり「木立性」と呼ばれます。

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つるバラよりも樹形がコンパクトなのが特徴で、剪定によって樹高を調整できるため花壇や鉢植えなどに利用されています。

つるバラの種類

・クライミング・ローズ

クライミング・ローズには、元々つる性として作り出された品種と、四季咲き木立性の突然変異により生じた品種の2種類があります。

四季咲き品種からの枝変わりによって生まれたつるバラには、四季咲きの名前がそのまま引き継がれ「つる○○」と命名されます。

・ランブラー・ローズ

ランブラー・ローズは、その起源となる原種によって細かく分類されています。

つるバラの仲間のうち、日本の「ノイバラ」や「テリノハノイバラ」などを交配親とする品種群を指していいます。

ランブラー・ローズの多くは、交配親からの影響で小輪房咲きで花付きが良いのが特徴です。

・シュラブ・ローズ

シュラブ・ローズは、つるバラの中でも他のどの系統にも含めにくい品種全般を指していいます。

様々な品種が雑多に集まっているために、その種類も性質も様々です。シュラブ・ローズは、「半木立性」バラなどと呼ばれることもあります。

四季咲きバラの種類

・ハイブリッド・ティー・ローズ

四季咲きの性質を最初から持っていた四季咲きの元祖ともいえる「ティー・ローズ」と、オールドローズとを交配させて作られた品種です。

現代ではバラの品種においての主流であり、豊富な花色や多様な花型や花期の長さなどが追及され盛んに品種改良が行われて来ました。

・フロリバンダ・ローズ

日本の「ノイバラ」も交配に使ったとされる房咲き性の四季咲き「ポリアンサ・ローズ」の発展型になります。

フロリバンダ・ローズは、ハイブリッド・ティー・ローズと交配が進められたため、それぞれの中間的な形態を示すものが多くなりましたが、基本的には花を房状に咲かせる四季咲きで、樹高が60~120センチという性質を持っています。

また、樹勢が丈夫であるため庭園やテラスや芝生などに用いられ、地域によってはハイブリッド・ティー・ローズよりも栽培が多い場合もあります。

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