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キキョウの品種を紹介!秋の七草の1つなのに咲きはじめは夏なの?!

投稿日:2017年4月13日 更新日:

キキョウは秋の七草の1つにもなっているので、秋に観賞する花のように思えますが、実際の開花時期は6月中旬ごろです。

キキョウ(桔梗)と付く名前といえば、ほとんどの人が高橋留美子の『犬夜叉』に登場する巫女さんを思い浮かべると思いますが、私の場合は超マイナーなカルト映画『殺人狂時代』の主人公・桔梗信治です。

仲代達矢演じる冴えない中年男の苗字が桔梗というだけで、草花の桔梗とは特別な関係はありません。

岡本喜八監督の『殺人狂時代』は、ついて行くのが大変なぐらいのアップ・テムポとブラック・ユーモア満載の異色作で、キキョウと同じ「キ」ではじまる4文字の放送禁止用語が連発されるためテレビでは放映が不可能な作品です。

また、「桔梗」という漢字も一歩間違えたら放送禁止用語で発音しそうな字なので、女子アナには生放送で読み間違えて伝説を作らないでほしいと願うばかりです。さて、今回は秋の七草の1つ「キキョウ」のご紹介です。

キキョウ(桔梗)とは?

キキョウは、日本、朝鮮半島、中国を原産とする多年草です。開花時期は、初夏から秋にかけてで、一重の青紫色をした星のような形の花を咲かせます。

蕾の時は花びらがくっ付いて袋状になっており風船のように見えるため、英名では「balloon flowe(バルーン・フラワー)」と呼ばれています。

草丈は、40~100センチほどになり、葉の縁にはギザギザがあるのが特徴です。キキョウの根は太く、生薬として利用されています。

キキョウの品種は?

キキョウの園芸品種には、花の色が白やピンクの二重咲きや八重咲きなど様々なものが広く流通しています。

「アポイギキョウ」は、草丈が10~20センチの矮性の品種で、青紫色のカップ状の見事な花を咲かせます。

「ウズキキョウ」は、草丈が低く葉にシワが寄る品種で、花色は白やピンク色があります。

「五月雨」は、基本種と外見は同じですが、5月下旬ごろに花を咲かせる早咲きの品種です。「小町」は、花が開き切らずに袋のように咲くのが特徴の品種です。

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他にも、ピンク色の花が特徴の「シェル・ピンク」、花びらが二重になって八重咲きなのが特徴の「八重キキョウ」、「ミゼット・ブルー」「ミゼット・ホワイト」などの極矮性品種があります。

キキョウは秋の七草

春の七草なら、スズナ、スズシロ、セリ、ハコベ、ゴギョウ、ナズナ、ホトケノザと、滞りなく出て来るのは、やはり七草粥で食べているおかげでしょうか。

一方で、秋の七草となると全然思いつかないのは、秋の七草が観賞するためのものだからかもしれません。

キキョウ(桔梗)、オミナエシ(女郎花)、オバナ(尾花=ススキ)、ナデシコ(撫子)、フジバカマ(藤袴)、クズ(葛)、ハギ(萩)と、有名な草花も多いのですがスラスラとは出て来ません。

秋の七草は、『万葉集』で山上憶良の詠んだ歌が由来になっているとのことです。

「萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花」ここで登場する「朝貌(あさがお)の花」がキキョウのことを指しているという説があります。

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