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キョウチクトウの花言葉は「油断大敵」!花は復興のシンボルなの?!

投稿日:2017年4月12日 更新日:

キョウチクトウは、夏にピンク色をした八重咲きの花を咲かせ人気の高い花木ですが、強い毒性を持っています。

家の庭や公園などで普通に見かける植物が、摂取すると中毒症状や幻覚症状を引き起こす有毒性だったりすることがよくあります。

そこで毒草専門の植物園はないだろうかと調べたところ、そんな危険で目的もはっきりしない植物園はありませんでした。

もちろん日本に植物園は数多くありますし毒草も植栽されていますが、日本の植物園は基本4つの分野のいづれかに所属して活動しています。第一分野は、学校に所属する植物園で研究の場でもあります。

第二分野は、国公立園やそれに準ずる施設で様々なイベントも開催され私たちがお世話になることの多い植物園です。第三分野は、会社や個人が経営する植物園で特色のある収集と展示で独自性の高い植物園です。

第四分野は、薬用植物を専門に扱う植物園で医薬品の原料や染料となる植物のほか、ハーブ類、毒草などを集めており一般には公開されていないケースが多いようです。

どれにも所属せず秘密裏に運営される毒草園もあるのかもしれませんが、今回は「キョウチクトウ」のご紹介です。

キョウチクトウ(夾竹桃)について

キョウチクトウは、樹高が4~5メートルほどになるインド原産の常緑小高木(低木)です。

花色は、白やピンクなどで基本種は一重咲きですが、八重咲きの「ヤエキョウチクトウ」は人気の高い園芸品種です。排気ガスや大気汚染に強く、道路脇や公園などに広く植栽されています。

また、キョウチクトウは被爆地の焼け跡にいち早く咲いた花であったため、原爆からの復興の象徴として広島市の市花に指定されています。

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キョウチクトウは、強い毒性を総ての部分に含む有毒植物です。植栽された土壌のまわりや燃やした生木の煙にも毒性を含むため注意が必要です。

摂取すると中毒症状を引き起こし、家畜の飼料にキョウチクトウの葉が混入していて中毒で死亡した事例があります。

キョウチクトウの致死量は、乾燥した葉0.5グラムで牛1頭が死亡したとの報告があるのだそうです。

キョウチクトウの花言葉

キョウチクトウの花言葉は、「油断大敵」「危険な愛」「注意」「用心」です。いずれの花言葉もキョウチクトウの毒性を物語るものばかりです。

キョウチクトウには、オレアンドリンといって強心作用や利尿作用に薬効がある成分も含むとされていますが、青酸カリを上回るほどの強い毒性であるため一般人が関われるレベルをはるかに超えています。

取り扱いは、研究機関や専門の植物園に委ねるべき領域です。

キョウチクトウの育て方

キョウチクトウは、熱帯地域が原産であるため耐寒性はさほど強くありません。日当たりの良いやや湿った土壌で育てるようにします。

地植えなら降雨だけで充分育ちますので、特に水やりをする必要はありません。

キョウチクトウは、株の内部まで日が当たり風通しが良くなるように剪定を行います。

込み入った古い枝を切り落としますが、旺盛に新しい芽をつくるので切り口の下から脇芽が次々と出て樹形が整わなくなります。枝を切り落とす際は、枝分かれしたところを切るようにします。

剪定の適期は、芽吹く前の春、または花が咲き終わった11月ごろです。それから、剪定したキョウチクトウの枝の処分は、くれぐれも注意をしてください。

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