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アガパンサスの種類は?花が蕾のままで開かない珍しい品種もあるの?!

投稿日:2017年4月6日 更新日:

アガパンサスは、うっとうしい梅雨の時期に青紫色の涼しげな花を咲かせます。

花名は、ギリシャ語で「愛」を意味する「agape(アガペー)」と、「花」を意味する「anthos(アントス)」との組み合わせで付けられました。

ギリシア語には「愛」を表現する言葉が4つあるとされています。まず、良く知られる「エロース」は、性愛や肉体の愛を意味しています。

また、「フィリア」は、隣人愛のことで、親子や兄弟や友人間の人間的な愛を意味します。

そして、「アガペー」は、神の人間に対する愛をのことで「真の愛」や「神の無限の愛」を意味しています。

後に、みずからの敵をも愛せよというキリスト教の教えである「隣人愛」以上の普遍的な愛も意味するという解釈がされるようになりました。他にも家族愛という意味を表す「ストルゲー」があります。

さて、ひと言でいってしまえば「愛の花」で、「恋の訪れ」「ラブレター」「知的な装い」が花言葉になっている「アガパンサス」のご紹介です。

アガパンサスとは?

アガパンサスは、10種類以上が知られる南アフリカが原産の多年草です。

開花の時期は6月から7月ごろで、花の色は紫、青紫、白などがあり、園芸品種によって紫色の濃淡の違いがあります。

アガパンサスには、冬でも葉を茂らせる常緑種のタイプと、冬は地上部の葉が枯れて休眠する落葉種のタイプがあり、また、その中間のタイプの品種もあります。

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通常「アガパンサス」というと「ムラサキクンシラン(紫君子蘭)」とも呼ばれる常緑性の「アフリカヌス」を指し、明治時代に日本に渡来したとされています。

アガパンサスの品種

アガパンサスの品種には、代表的な「アフリカヌス」の他に「イナペルツス」があります。

イナペルツスは、蕾は上を向いて付きますが、花は下向きに咲くという品種です。花の色は、薄い青色や他の品種には見られない白色なのが特徴です。

「プラエコクス・プラエコクス」は、南アフリカのケープ地方を原産とし、「プラエコクス」の元となっている亜種です。

「プラエコクス・オリエンタリス」は、基本種よりも咲く花の数が多い大型の品種です。

「プラエコクス・ミニムス」は、草丈が60センチほどにしかならない小型の品種で、鉢植えでの栽培に向いています。

「フローレプレノ」は、プラエコクス・オリエンタリスの変種で、花が蕾のままで開かないという特徴を持つ珍しい品種です。

アガパンサスの育て方

アガパンサスは、日当たりの良い場所または半日陰になる場所で育てます。耐寒性があり育てるのに手間のかからない草花です。

アガパンサスの落葉種は、寒い時期は地上部が枯れて根の状態で冬越ししますが、春には再び芽が出て来ます。常緑種は、地植えなら鉢に植え替えて霜に当てないようにしてやります。

アガパンサスの植え替えは、4月から5月または10月から11月が適期です。

根の育生が旺盛なため、鉢植えの場合は根詰まりを起こしやすいので注意します。

1~2年に1度の植え替えを行いますが、株が大きくなり過ぎたようなら株分けをしてやります。アガパンサスの根は太くて丈夫で乾燥に強いという性質があります。

鉢植えなら水やりは控えめにし、地植えなら根付いた後は水を与えなくても降雨だけで充分に育ちます。

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