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タケニグサは日本では有毒性の雑草!でも欧米では観賞用植物なの?!

投稿日:2017年4月5日 更新日:

タケニグサは、茎の中が空洞になっていて竹に似ていることから「竹似草(タケニグサ)」と呼ばれるのだといいます。

また、竹と一緒に煮ると竹が軟らかくなり加工しやすくなるため「タケニグサ(竹煮草)」の名前が付いたという説もあります。

竹を煮て加工するような機会はこれまでありませんでしたが、タケノコなら昔は実家の裏の竹林に生えたものを収穫してはアク抜きのため水で煮ていました。

アク抜きをするには米ぬかを入れるのが一般的なのだそうですが、ウチの実家では何も入れずにそのまま水で煮ていました。

タケノコは若いものなら軽く湯がくだけで食べることができ、採れたてを焼いて八丁味噌を付けて美味しく食べた記憶があります。

現在はスーパーなどで中国産の水煮が安く手に入るのですが、昔の味を覚えているとなかなか積極的に食べたいという気にはなりません。

さて、今回は茎の中が竹に似ているとも、一緒に煮ると竹が軟らかくなるともいわれる「タケニグサ」のご紹介です。

タケニグサ(竹似草)について

タケニグサは、空き地や野原などに自生する雑草です。

タケニグサは大きな葉と白っぽい茎が特徴で、草丈は大きなもので2メートル以上になります。

開花の時期は6月から8月で、たくさんの白い小花を咲かせます。

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タケニグサは、付けた果実が風に揺れて種子と接触して音を出すため、群生地では人がささやいているようにも聴こえ「囁草(ササヤキグサ)」と呼ばれることもあります。

タケニグサの毒性について

タケニグサは、茎や葉を折ると赤茶色の汁が出て来ます。

この汁は、アルカロイドを含んでいて有毒で、皮膚炎やアレルギーを引き起します。

タケニグサは、民間療法では皮膚病や虫さされに薬効があるとされていますが、安易に薬として使用するのは避けるべきです。

昔は、タケニグサの生の葉と実の皮を殺虫剤としてうじ殺しに使用していました。

また、タケニグサを食べると、呼吸麻痺や昏睡状態などの中毒症状に陥る危険性があります。

山菜と間違えて食べ中毒症状を起こした事例があるため注意が必要です。

タケニグサは雑草でも育ててみた

タケニグサは、日本では有毒な雑草ですが、欧米では観賞用の園芸植物として売られています。

葉の形や白い粉をふいたように見える茎の外見的な面白さから、イングリッシュガーデンの本に紹介もされているのだそうです。

雑草でありながらあえてタケニグサを庭で育ててみた人の体験談によると、耐寒性にはかなり優れているものの、耐暑性については分からない点が多く日陰になる場所か半日陰で育てるのが適しているとのことです。

また、育てる環境が合い順調に生育すると、こぼれ種や地下茎で旺盛に繁殖するため油断は禁物です。

逆に育てるつもりはなくても、花壇にタケニグサが次々と生えて駆除するのに困っている人の体験談です。

花壇のあちこちから出てくる新芽にすべて除草剤をかけるのは大変な作業であるため、出てきたタケニグサの芽にそれぞれ刷毛などで除草剤を塗ると効果があるとのことです。

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