夏の植物

タケニグサは竹と一緒に煮れば竹が軟らかくなるの?でも有毒性なの?!

投稿日:

タケニグサ(竹煮草)は、竹と一緒に煮ると竹が軟らかくなって加工がしやすくなるためその名が付いたといわれています。

最近ではあまり見かけなくなった竹製品ですが、かつては身の回りの物の多くが竹を材料にして作られていた気がします。

子供の時に遊んだものに、竹馬や釣り竿や竹とんぼなどがありました。他に、ものさしや筆や竹刀など学校での勉強や体育の授業に使ったものもありました。

日常生活の中には、物干しざお、ざる、孫の手、青竹踏みなど竹を素材にしたものが数多くありました。

現在では、プラスチックなどに取って代わられ見かけることの少なくなった竹製品ですが、別府市では竹を素材に使った伝統工芸品が今もなお数多く作られているそうです。

別府市があるのは、名前の通り竹がたくさん採れるという「おおいタケん(大分県)」です。

さて、今回は一緒に煮ると竹が軟らかくなるといわれる「タケニグサ」のご紹介です。

タケニグサ(竹煮草)とは?

タケニグサは、ケシ科の多年草で、山野や荒地などに生える雑草です。

タケニグサの草丈は、1.5~2メートル以上になり、葉は菊の葉に似て大きく、開花時期は6月から8月ごろです。

タケニグサは、茎の中が空洞になっていて竹に似ていることから「竹似草(タケニグサ)」と呼ばれるようになったといわれます。

スポンサーリンク

また、タケニグサは別名を「チャンパギク」ともいい、チャンパ(南ベトナム)あたりが原産だと思われていたようですが、実際は日本や東アジアが原産です。

タケニグサの薬効と毒性

タケニグサは、民間療法で皮膚病や虫さされに薬効があるとされ使用されています。タケニグサの茎や葉を折ると橙黄色のなめると苦い乳液が出て来ます。

必要に応じてタケニグサの茎や葉を採取して切り、中から出てきた乳液をすぐに用います。

この乳液の成分はプロトピン、ホモケリドニン、サンギナリン、ケレリスリンなどのアルカロイドの1種です。

皮膚病、たむし、みずむしなどに、この乳液を直接患部に塗布すると効果があるとされています。

敏感肌や皮膚の弱い人の場合には、かぶれたり皮膚の炎症を起こしたりする症例が多く見られるようなので、使用する際には充分な注意が必要です。

もしくは、タケニグサを薬として安易に使用するのは避けるべきです。

タケニグサの薬効は、外用として用いられているものであり、内服すると中毒を起こす危険性のある有毒植物です。

タケニグサに含まれるプロトピンなどのアルカロイドの1種は、体内に摂取されると酩酊状態、昏睡状態、呼吸麻痺や心臓麻痺などの中毒症状を引き起こす原因となります。

タケニグサは若苗の時に、山菜と間違えて採取して食べる場合があるので注意が必要です。

タケニグサの除草について

タケニグサの除草剤には、粒剤、液剤、シャワータイプなどがあり使用する用途・目的によって使い分ける必要があります。

また、除草剤が効果を発揮しはじめるのが、翌日からのものや一週間後のものなど様々な違いがあります。

シャワータイプの除草剤は費用がかかりますが、散布時に発生している雑草のみに有効で、成分は土に落ちると分解され不活性化されます。

散布後は、雑草を枯らした場所に種まきや植え付けができるので便利だといえます。

オススメの記事一覧

-夏の植物

Copyright© 旬の花・植物情報news , 2018 AllRights Reserved.