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オイランソウの別名はパニキュラタ?!花魁と芸者の違いでパニックった

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オイランソウは、花魁(おいらん)が付ける白粉(おしろい)のような香りがすることから名が付いたといわれます。

日本文化に非常に興味があるアメリカの友人に、「花魁」と「芸者」の違いを真面目に聞かれて返答に窮した経験があります。

説明するのが面倒だったので、彼には『東京暗黒街・竹の家』を観るようすすめました。

『東京暗黒街・竹の家』は、アメリカ人が理想とする日本の姿が描かれており、観た日本人のほぼ100%が「そんなワケねーだろ!」と突っ込みを入れる映画です。

夜、主人公のロバート・ライアンの布団にヒロインのマリエだかマリコだったかが自分から入って来て次のようなセリフを言います。

「日本の女性はみな子供の時からゲイシャとしての教育を受けており、殿方にお仕えするのが日本女性の役目です」最初は驚いた主人公もなぜか納得します。

そんなワケねーだろ!日本=フジヤマ・ゲイシャという発想しかない国の人に、「花魁」とかの新たな情報を与えて日本文化への更なる幻想を抱いてもらっても困りますから。

とはいえ「花魁」と「芸者」の違いを説明できないのが正直なところですが、今回は「オイランソウ」のご紹介です。

オイランソウとは?

オイランソウ(花魁草)は、世界各地で園芸用に栽培されているハナシノブ科の多年草です。

昔オイランソウは「クサキョウチクトウ(草夾竹桃)」と呼ばれていましたが、長すぎる名前のため大正から昭和の戦後にかけて「オイランソウ」と呼ばれるようになりました。

戦後になり赤線が廃止され「花魁(おいらん)」のネーミングはいかがなものかという自主規制のもと、現在では学名の「フロックス・パニキュラタ」や「宿根フロックス」が使用されています。

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オイランソウの種類

フロックスの種類には、おもに2種類あります。ドラモンディー種は、一年草で花の色は赤、白、ピンク、黄色と様々です。

毎年花を咲かせる多年草タイプのフロックスは、パニキュラタ種と呼ばれ「オイランソウ」のことを指します。

草丈は、0.5~1メートルになり、茎の先に丸い花をたくさん咲かせます。花の色は、白、紫、ピンク色などがあります。

オイランソウの育て方

オイランソウは、日当たりの良い場所で育てます。

オイランソウは耐寒性が強く、庭植えでも霜に当てないようにすれば冬越しが可能です。4月から6月にかけての生育期には、摘心を行います。

オイランソウは、摘心で枝数を増やすことにり、花芽もたくさん付き株も大きく生長するので長期間にわたって花を楽しむことができます。

さて、「花魁」と「芸者」の違いが説明できず、日本人でありながら日本文化の知識に極めて乏しいこの私に、アメリカの友人が更なる難問を投げかけて来ました。

京都に行ったら「舞子」さんがいたと言い出しはじめたのです。

説明ができずパニックに陥った私は、日本には「コウメ太夫」という芸のスペシャリストがいて、皆そのマネをしているのだと答えておきました。チックショーッ!

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