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ギボウシの種類は大小様々!育て方のコツや人気の園芸品種を紹介!

投稿日:2017年3月30日 更新日:

ギボウシは、日本では古くから観賞用に栽培されて来ました。シーボルトによってヨーロッパに紹介され、ギボウシは海外で数多くの園芸品種が改良されるようになりました。

アメリカでは属名の「ホスタ」の名前で呼ばれ、愛好家のあいだでは大変人気があります。

それにしても、ガーデニングの世界で名前が度々登場するシーボルトとはどのような人物なのでしょう。

日本の植物を海外に紹介したことで評価は高いのですが、新種のアサガオに日本人妻の名前を付けたり、持ち出し禁止の地図を持っていて国外追放となる事件を起こしたりとお騒がせな面もあります。

シーボルトの職業は、貿易商か植物ブローカーぐらいに思っていたら、バイエルン王国(ドイツ)の立派なお医者さんでした。

先祖代々お医者さんの家系に生まれ、日本に来て長崎の出島にあるオランダ商館付きの医師となりました。

でも、後になって江戸城の図面や武器の解説図などの資料も発見され、ただの植物好きのお医者さんではなかったと見られています。

今回は、シーボルトが海外に紹介した「ギボウシ」のご紹介です。

ギボウシ(擬宝珠)とは?

ギボウシ(擬宝珠)は、山間の湿地などに野生するキジカクシ科の多年草で、日本では20種ほどが知られています。

ギホウシは蕾の形が、橋の欄干に付いた飾りの「擬宝珠(ぎぼうしゅ)」に似ていることから名前が付けられました。

ギボウシは、梅雨から夏にかけて筒状の白や紫の花を咲かせます。ギホウシの花は1日で萎み、冬は葉が枯れて休眠します。

ギホウシは、「ウルイ」「ギンボ」「山カンピョウ」などの名前で、山菜として利用されています。

育ち過ぎたギボウシの葉は苦味が出るため、若葉や若芽を食用とし独特のぬめりがあるのが特徴です。

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栽培や出荷が盛んな山形県では、ウルイは「天ぷらやあえものや汁もの等におすすめ」として販売されています。

ギボウシの種類

ギボウシの種類には、北海道から九州まで日本各地に分布し最も大型で葉のサイズも30センチを越える「オオバギボウシ(大葉擬宝珠)」があります。

「スジギボウシ」は、細長い葉に白や黄白色のすじ模様が入るのが特徴の種です。

湿地に好んで自生し葉も小さ目の種に「コバギボウシ(小葉擬宝珠)」があります。

ギボウシの園芸品種として代表的なものには、「サガエ(寒河江)」が挙げられます。

山形県寒河江市で発見されたオオバギボウシの変異種で、世界的に人気の高い品種です。「キンセイ(金星)」は、葉に鮮やかな黄色の覆輪が入るのが特徴の品種です。

「ブンチョウコウ(文鳥香)」は、江戸時代に作られたとされるコバギボウシの園芸品種で、葉に白い縁取りが入るのが特徴です。

「カビタン」もコバギボウシの園芸品種で、黄色い葉の縁が緑色になるのが特徴です。

「ハルシオン」は、濃いブルーグレーの葉に白い粉をまぶしたように見えるのが特徴の園芸品種です。

ギボウシの育て方

ギボウシは、強い日射しが苦手で湿り気のある場所を好みます。ギボウシは、日陰でも元気に育つ植物で、強い日射しに当たると葉が焼けて傷むので注意が必要です。

ギボウシの植え付けは、2月~3月、または9月下旬~10月が適期です。

鉢植えなら、生長すると大きくなるオオバギボウシよりも、コバギボウシなどの小型種が向いています。

ギボウシは、株の生育を良くするために植え替えを必要とします。鉢植えの場合は1~2年に1度、地植えの場合は、3~4年に1回の植え替えを行うようにします。

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