春の植物

デイゴの花が咲き乱れると台風が来る?!受験合格の電報はデイゴサク!

投稿日:2017年3月30日 更新日:

「デイゴサク」これは、沖縄にある大学の合格電報の文面で、「サクラサク」ではないところに注目です。

デイゴは、沖縄県の県花にもなっているように、沖縄を代表する樹木です。

沖縄でサクラといえば、「ソメイヨシノ」ではなく「寒緋桜」で、1月には早々にサクラの開花宣言がテレビなどで報道されます。

一方、デイゴの開花時期はというと4月から5月にかけてです。

沖縄に限っていえば、受験の合格発表のシーズンとしては、「サクラ」ではすでに咲き終わっていて遅すぎるので、合格の知らせに「デイゴ」を使うというのも納得がいきます。

それから、デイゴは、THE BOOMのヒット曲『島唄』の歌詞の中に登場することでも有名です。

「♪でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た~♪」歌にあるように、沖縄にはデイゴの花が咲き乱れると、その年は台風が多いという言い伝えがあるのだそうです。

そこで今回は、エリスリナとも呼ばれ真っ赤な花が目に鮮やかな「デイゴ」のご紹介です。

デイゴ(梯梧)とは?

デイゴは、南西諸島や小笠原諸島、インドから東南アジアに分布するマメ科の落葉高木です。

寒さに弱いため日本での露地植えの北限は奄美大島で、公園樹や街路樹などとして広く植栽されています。開花の時期は、4月から5月ごろで、枝の先から鮮やかな赤い色の花を穂状に咲かせます。

デイゴは、沖縄では「ヤシキコーサー(屋敷壊さー)」と呼ばれることもあり、家の近くに植えると家屋を傾かせるぐらい根の伸びる力が強いという意味です。

デイゴの樹は生長が早く、乾燥した材は、軽くて軟らかくゆがみが少ないため漆器に使用されます。

スポンサーリンク

デイゴの種類と花言葉

デイゴの品種には、白い花を咲かせる「シロバナデイゴ」があります。

デイゴは、「カイコウズ(海紅豆)」という名前で呼ばれることもありますが、これは別種の「アメリカデイゴ」のことです。アメリカデイゴは、デイゴと似た赤い花を咲かせ耐寒性が強いという特徴があります。

それから「ヒシバデイゴ」の名で呼ばれ、アメリカデイゴとヘルバケアを交配した品種に「サンゴシトウ」もあります。

デイゴの花言葉は、「夢」「活力」「生命力」「和」です。

デイゴの栽培について

デイゴの樹は、幹は太くなっても樹高はそれほど高くはなりません。

樹形は、横に枝を張る傾向があるため傘形に広がります。デイゴは、家の庭に植えられることは少なく、学校の校庭や公園などに植えられることの多い樹木です。

街路樹としての利用法もありますが、浅根性のために根上がり被害で歩きにくくなる歩道があるなど、植栽スペースには配慮が必要となります。デイゴの植え付けの適期は、2月から6月にかけてです。

最近の沖縄では、デイゴヒメコバチにより、デイゴの樹が傷んだり枯れてしまったりする被害が相次いでいるそうです。

樹の幹に薬剤を注入する対処法が確立されたのですが、費用的な問題でいまだ普及が遅れているとのことです。

オススメの記事一覧

-春の植物

Copyright© 旬の花・植物情報news , 2018 AllRights Reserved.