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ツユクサの育て方は簡単?!ツユクサには一体どれだけの別名があるの?

投稿日:2017年3月29日 更新日:

ツユクサは、朝早くに朝露を受けて咲く花が昼になると萎んでしまい朝露をイメージさせることから「露草」と名前が付けられたといいます。

また、1日で萎む花のはかなさからツユクサは、『万葉集』の和歌の中にも「ツキクサ(月草)」の呼び名で登場します。

ツユクサは、古来より花びらの青い色が着きやすいことから「着き草」と呼ばれ、「月草」と書かれていたのが「ツユクサ」に転じたのだとされています。

ツユクサは、鮮明な青色の花の色から「青花(あおばな)」や「藍花(あいばな)」と呼ばれたりもします。

また、蛍を飼う時にかごの中にツユクサを入れるので「蛍草(ほたるぐさ)」、花を包んでいる苞(ほう)の形が特徴的なので「帽子花(ぼうしばな)」とも呼ばれます。

他にも「移草(うつしぐさ)」や「縹草(はなだぐさ)」や「鴨跖草(おうせきそう)」など、ツキクサの別名は数多くあります。

そこで今回は、あまりにも色々な表記があり何を使えばいいのか迷ってしまいますが、とりあえずカタカナで「ツユクサ」をご紹介します。

ツユクサ(露草)とは?

ツユクサは、道端や草原や林の中などで普通に見かけることの多い一年草です。開花時期は、6月から9月にかけてで、小さな青い花を咲かせます。

花びらは3枚あるのですが、上の2枚は青くて大きいく、下の1枚は色が着いておらず小さくて目立たないのが特徴です。

ツユクサは、「着草」の名で呼ばれたように昔の日本では、紙や布を染めたり染め物の下絵を描くために用いられて来ました。

また、ツユクサを乾燥させたものは「鴨跖草(おうせきそう)」の名で生薬になっており、解熱、解毒、下痢止め、利尿などに使用されています。

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他にも、ツユクサの葉や茎は、天ぷら、おひたし、味噌和えなどの食用にもされています。

ツユクサの種類

ツユクサの種類には、本種に似ていて葉先が丸いのが特徴の「マルバツユクサ」や、沖縄に自生し淡い紫色の花を咲かせる種の「ホウライツユクサ」などがあります。

ツユクサの園芸品種としては、真っ白い花を咲かせる変種の「シロバナツユクサ」や、葉に白い斑が入る品種の「ギンスジツユクサ」、

本種よりも草丈が大きく白い縁取りのある青い花を咲かせる品種の「メガネツユクサ」、苞葉に毛が多い品種の「ケツユクサ」、

葉裏に毛がある品種の「オニツユクサ」、花の色が白に近い薄い青色をした園芸品種の「ウスイロツユクサ」などがあります。

ツユクサの育て方

ツユクサは、日当たりの良い、湿り気のある場所を好みます。植え付けの適期は4月から6月です。

地植えなら、極端に乾燥する場合を除いて水やりをする必要がなく、降雨だけで充分育ちます。鉢植えなら、土の表面が乾燥してからタップリと水を与えます。

ツユクサは植え付けと同じ時期に、挿し木で増やすこともできます。

手順としては、4節分の茎を切り取り水に差します。茎から出た根が生えそろったら、土に植えてやります。

ツユクサは、朝に咲いた花が昼には萎んでしまうので、はかないというイメージがありますが、実際は日本各地のどこにでも生えている逞しい雑草で育てるのが容易な草花だといえます。

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