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ワルナスビの防除や駆除に対策はあるの?繁殖の二次被害も解説!

投稿日:2017年3月28日 更新日:

ワルナスビは、爆発的な繁殖力を持っており除草剤が効きづらいため駆除するのが大変な雑草です。

さらに、ワルナスビは繁殖すると「ニジュウヤホシテントウ」を増やすという二次被害をも引き起こします。

もともとテントウムシは、「益虫」といわれているように、アブラムシなど草花にとっての害虫を食べてくれる「肉食系」です。

でも、ワルナスビと関係のある「ニジュウヤホシテントウ」は「草食系」で、ワルナスビを食べつくしてくれれば問題はないのですが、ワルナスビで繁殖して数を増やし、他のナス科の植物の葉を食い荒らすという被害をもたらします。

ニジュウヤホシテントウは、ナスやジャガイモなどの作物に被害を与える害虫なのです。さて、今回は「ワルナスビ」のご紹介です。

ワルナスビ(悪茄子)とは?

ワルナスビは、アメリカ合衆国南東部を原産とするナス科の多年草です。

茎や葉には、鋭いトゲがたくさんあるため抜き取りにくく、そこで耕運機などで鋤き込むと切れた地下茎から芽が出てかえって増殖してしまいます。

また、効果のある除草剤も少ないため、一度生えてしまうと駆除するのがとても難しい雑草です。

ワルナスビは、草丈は30~50センチぐらいで、春から秋まで白または淡青色の花を咲かせます。

果実は黄色い球形でプチトマトに似た形をしていますが、ソラニンを含み有毒であるため食用にはなりません。

ソラニンは、神経に作用する毒性を持ち、摂取すると頭痛、嘔吐、胃炎、下痢、食欲減退などの中毒症状を引き起こします。

ワルナスビは、全草が有毒で家畜が食べると場合によっては中毒死することがあります。

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別名を「オニナスビ(鬼茄子)」ともいい、英名は「Apple of Sodom(ソドムのリンゴ)」や「Devil's tomato (悪魔のトマト)」という悪名で呼ばれています。

ワルナスビの花言葉

ワルナスビの花言葉は、「欺瞞」「悪戯」です。

「欺瞞」の花言葉は、ワルナスビがナスやジャガイモに似た白い花を咲かせ、トマトに似た毒のある黄色い果実を付けることに由来しています。

「悪戯」の花言葉は、可愛い花を咲かせるのとは裏腹に、葉や茎に鋭いトゲが持つことに由来しています。

ワルナスビの防除や駆除について

ワルナスビが繁殖する問題として「連作障害」が挙げられます。

ワルナスビが連作障害を起こすのではなく、ナス科のワルナスビが生育することによって2~3年はそこの土にナス科の植物を植えると生育不良を起こします。

園芸植物や野菜には基本的にナス科の植物が多いので、ワルナスビが繁殖するのはとても困ることです。

ワルナスビは草丈があまり高くないので、背の高い作物に被陰されることで生育が強く抑制されるという防除策もあります。

そのため、畑などでは、背が高く全面播種できる夏作物を植付けて覆うことで、駆除することができます。

ワルナスビは除草剤が効きづらいとされていますが、「バンベル-D」は、草地のワルナスビに効果があることが確認されています。

芝生内などでイネ科の植物を残しつつワルナスビを防除したい時などには、除草剤「バンベル-D」が有効と考えられています。

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