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ヒメジョオンは育てるよりも駆除が大変?!ハルジオンとの違いは何?

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ヒメジョオンは、日本全国の道端などのどこにでも見かける野草です。ユーミンの10枚目のシングルに、『ハルジョオン・ヒメジョオン』という曲があります。

タイトルにある「ハルジョオン」は実際には存在しない植物で、おそらく「ハルジオン」のことをいっているのかと推測されますが、なぜか「ハルジョオン」は歌詞の中に登場しません。

「ヒメジョオン」の方は実在の植物で、「♪ヒメジョオンに埋もれてくちづけをした 土手と空のあいだを風が渡った♪」と歌詞の中にもしっかりと出て来ます。

さだまさしさんの歌にも『春女苑(ハルジョオン)』というタイトルがありますが、正確な名称は「春紫苑(ハルジオン)」です。

「ヒメジョオン」は漢字で「姫女菀」と書き、「女菀」は女性ばかりの苑(ハーレム?)という意味ではなく、「女菀」は「中国産の野草」を示す言葉なのだそうです。

今回は、「ハルジオン」と外見も似ているので間違えやすい「ヒメジョオン」をご紹介します。

ヒメジョオン(姫女菀)とは?

ヒメジョオンは、北アメリカが原産のキク科の一年草で、明治初期に日本に渡来した外来種です。

はじめは観賞用の目的で栽培されましたが、繁殖力がとても強く現在では雑草として日本の至る所で見られ、日本の侵略的外来種ワースト100にも選ばれるほどです。

ヒメジョオンは観賞用として栽培されていた頃、「柳葉姫菊(ヤナギバヒメギク)」の名前で親しまれてもいました。

ヒメジョオンの開花時期は、6月から10月にかけてで、花の中心部は黄色くまわりに白くて細い花びらを付けます。

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草丈は、50~150センチほどに生長し、葉の表面にたくさんの短い毛が生えているのが特徴です。

ヒメジョオンとハルジオン

ヒメジョオンと外見が非常によく似ているものに「ハルジオン」があります。

ハルジオンの方が、ヒメジョオンよりも草丈がやや低く30~100センチほどの高さに生長します。一方、花のサイズはハルジオンの方がやや大きくて花びらが細いのが特徴です。

また、ヒメジョオンの花は、6月ごろから咲きはじめますが、ハルジオンは春先の4月ごろから咲きはじめるという違いもあります。

それから、葉の付き方にも違があり、ヒメジョオンの葉は茎を抱かないで真っすぐ伸びるのに対し、ハルジオンの葉は茎を抱くように伸びています。

外見だけで判断がつかない場合には、茎を折って見ると違いがはっきり分かります。ハルジオンは茎に空洞があり、ヒメジョオンには空洞がなく中に白い髄(ずい)が詰まっています。

ヒメジョオンの育て方

ヒメジョオンは、日当たりの良い場所でも日陰でも場所を選ばず簡単に育てることができます。

ただし、ヒメジョオンは繁殖力の非常に強い雑草でもありますから、他の植物の生長を妨げるほどになると、逆に駆除しなければならなくなります。

ヒメジョオンは、庭に地植えするような育て方をせずに、鉢やプランターで他の植物と独立させて育てることをおすすめします。

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