夏の植物

トケイソウの花は時計盤のよう?!果実はパッションフルーツで有名!

投稿日:2017年3月26日 更新日:

トケイソウ(時計草)は、名前の通り「時計」のような花姿の熱帯植物です。

トケイソウの開いた花は、萼と花びらが5枚ずつ合計10枚あって時計の文字盤のように見え、3つに分れた雌しべは時計の長針、短針、秒針のように見えます。

トケイソウは、つる性の植物で、「緑のカーテン」として多く利用されています。

「緑のカーテン(グリーンカーテン)」とは、アサガオのようなつる性の植物をネットなどに絡ませて栽培し、家のカーテンのように仕立てたものをいいます。

生活する空間のすぐそばに植物があると、涼しげな雰囲気が味わえ自宅でも自然の中にいるような別空間を楽しむことができます。

また、緑のカーテンは、実際に室内の温度を下げる効果もあり、暑い夏には心強い味方でもあります。

トケイソウの中には、クダモノトケイソウのように実が食用となる品種もあり、「パッションフルーツ」と呼ばれています。

今回は、時計に似たユニークな花を咲かせる「トケイソウ」をご紹介します。

トケイソウ(時計草)とは?

トケイソウは、約500種ほどがアメリカの熱帯地域を中心に分布し、低木のものやつる性のものなど、様々な種類があります。

トケイソウの仲間は、「アストロフェア」「デイダミオイデス」「デカロバ」「パッシフロラ」の4グループに分けられています。

日本でトケイソウの仲間としてあつかわれるのは、つる性の「デカロバ」と「パッシフロラ」の2つです。

江戸時代に日本に渡来し、現在最も盛んに栽培されている種に「パッシフロラ・カエルレア」があります。

またトケイソウは、個性的な花を楽しむだけでなく果実を食用として利用できる種も多くあります。

「クダモノトケイソウ」の果実は、「パッションフルーツ」の名で知られ、赤紫色に熟した果実を絞ってジュースにするのが人気です。

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他にも、果実のサイズが30センチほどになる「オオミノトケイソウ」や、熟すと果実の色が黄色からオレンジ色に変化する「ミズレモン」などもあります。

トケイソウは、英名を「パッションフラワー」といい、精神安定や鎮痛効果のあるハーブとして利用されてもいます。

トケイソウの種類

トケイソウの開花時期は、おもに夏で花の大きさや葉の形は種によって色々違います。また、寒さに強いものや弱いものなど様々な品種があります。

「クリア・スカイ」は、トケイソウの中で最も耐寒性が強く、気温マイナス15度の寒さにも耐えることのできる丈夫な原種です。

「アメジスト」は、トケイソウとケルメシアナとの交配種で、紫色の花を咲かせマイナス5度の寒さに耐ることのできる品種です。

「ピレシー」は、赤みの強いオレンジ色の花を咲かせ、寒さにはやや弱く室内での冬越しができる品種です。

「キトリナ」は、黄色の小いさな花が特徴的で、寒さに弱いため冬は室内の暖かい場所で管理をする品種です。

トケイソウの栽培方法

トケイソウは、日当たりの良い場所で育てます。トケイソウは、伸びたつるをそのままにしないで、つるの管理をしてやるのが育てるポイントです。

トケイソウのつるは、伸びたら支柱などにまめに誘因してやり、同時に巻きヒゲも伸ばして巻きつけるようにします。

春から夏にかけては、伸びすぎたつるを先の方から3分の1程度切り戻して、枯れた巻きヒゲなどは取り除いてやります。トケイソウは、新しいつるに花を付ける性質があるため、つるを増やせば花の数もまた多くなります。

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