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ナツツバキの剪定のコツを紹介!椿とは違ってお釈迦様に関係がある?

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ナツツバキ(夏椿)は、別名を「シャラノキ(沙羅の木)」といい、仏教の聖樹である「沙羅双樹」と間違えたため付いた名前だといわれています。

沙羅双樹は、お釈迦(しゃか)様が亡くなる時近くにあったとされる樹です。

でも、沙羅双樹は、ナツツバキとは別種のフタバガキ科の樹で、日本ではあまり育たないためほとんど見かけることがありません。

昔、とある僧侶が、仏教にゆかりの深い沙羅双樹の樹が日本ないかと探し回り、山に生えていたナツツバキを沙羅双樹と間違えたのが世に伝わったとされています。沙羅双樹はインドが原産で、仏教の三大聖樹の1つです。

沙羅双樹の他には、お釈迦様の誕生に関係のある「無憂樹(ムユウジュ)」やお釈迦様が悟りを開いた時に座っていたとされる「菩提樹(ボダイジュ)」があります。

さて、今回は沙羅双樹と間違えられて沙羅の木とも呼ばれる「ナツツバキ」のご紹介です。

ナツツバキ(夏椿)について

ナツツバキは、日本、朝鮮半島が原産のツバキ科の落葉樹です。ナツツバキは、6月から7月ごろの夏に椿とよく似た白い花を咲かせるためその名前が付きました。

ナツツバキの樹は、幹の皮がはがれるとスベスベした赤褐色の木肌が現れるのが特徴で、地方によっては「サルスベリ(猿滑り)」と呼ばれています。(サルスベリはミソハギ科で別種)

ナツツバキの葉は、10センチほどの楕円形で薄く、椿の葉のように肉厚ではありません。また、椿は冬でも常緑ですが、ナツツバキは秋には落葉します。

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ナツツバキの種類

ナツツバキ属は、東アジアと北アメリカに約8種が分布し、代表的な種に庭木として植栽される「ヒメシャラ」があります。ヒメシャラは、関東より西の本州や四国、九州に自生し、ナツツバキよりも耐寒性がいくらか劣ります。

ヒメシャラの花は、直径が2センチほどで小さく白い色をしているのが特徴です。(ナツツバキ本種の花は、直径5センチほどのサイズ)

他にも、ヒメシャラに似て直径4センチほどの花を咲かせる「ヒコサンヒメシャラ」があります。

ナツツバキの花言葉は、「愛らしさ」「愛らしい人」「はかない美しさ」「哀愁」です。

ナツツバキの剪定と育て方

ナツツバキは、日当たりの良い場所や半日陰になる場所で育てます。

全く日の当たらない日陰では、花付きが悪くなります。また、強い日差しも嫌うので、夏の時期に西日が強く当たるような場所では、葉先から枯れ込みやすくなります。

ナツツバキは、大きくなると移植を嫌いますので、一度植え付をしたら場所は移動しないようにします。乾燥には弱いため、地植え鉢植え同様に土の表面が乾燥したらタップリと水やりをします。

ナツツバキは、夏場に剪定したり強剪定で枯れ込むことがあります。剪定をする場合は、込み合った枝を間引く程度にとどめ、枝は根元から切り落とすようにします。

枝の切り口が大きい場合は、カルスメイトなどの癒合剤で保護します。切り口から水分が蒸発したり雑菌が入ったりするのを防ぐためです。

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