夏の植物

ビヨウヤナギの育て方や剪定方法を紹介!楊貴妃の眉と関係があるの?

投稿日:2017年3月22日 更新日:

ビヨウヤナギ(美容柳)は、澄んだ黄色い花と柳に似た葉を持った木です。

唐の詩人・白居易の『長恨歌』に、玄宗皇帝が楊貴妃の顔を太液の池の芙蓉(蓮の花)に、眉を未央宮殿の柳にたとえる一節があり、これになぞらえてビヨウヤナギを「未央柳(びょうやなぎ)」と呼ぶこともあります。

美人のことを「傾国」などと表現する大詩人は、美人の眉までも柳にたとえて褒めたりするのでさすがにやることが違います。

私なんぞは、結婚する前に妻がメイクを落とした顔をはじめて見た時、妻の眉が手入れされていてかなり薄かったので、「麿(まろ)、おじゃるって感じの眉だね」と妻に何も考えずにいいました。

妻は、「言わんとすることは分かるが、面と向かって言うことか!」と、えらく機嫌が悪くなったことを思い出します。

私にも白居易のように女性の眉を柳に例えるセンスがあったなら、人生は少し違ったものになっていたかもしれません。

さて、今回は、柳に葉が似ているという「ビヨウヤナギ」のご紹介です。

ビヨウヤナギとは?

ビヨウヤナギは、中国を原産とするオトギリソウ科の半落葉性の低木です。

ビヨウヤナギは、枝先がいくらか垂れ下がり葉が柳に似ているので、そう呼ばれますが柳の仲間ではありません。

開花の時期は、6月から7月にかけてで、長期間にわたって大きな黄色い花を咲かせます。

ビヨウヤナギの花びらが5枚ある5センチほどの黄色い花は、長く伸びた雄しべを多数持ってるのが特徴です。

スポンサーリンク

ビヨウヤナギは、別名を「ビジョヤナギ(美女柳)」、「キンシカイドウ(金糸海棠)」、「ビョウヤナギ(未央柳)」、「キンシトウ(金糸桃)」、「マルバビヨウヤナギ(丸葉美容柳)」といいます。

ビヨウヤナギの花言葉

ビヨウヤナギの花言葉は、「多感」、「薬用」、「有用」、「幸い」、「気高さ」、「あきらめ」です。

「多感」の花言葉は、黄色い花から伸びるたくさんの雄しべの長い花糸が、ほんのわずかな風にも揺れる姿から連想されたのだといわれています。

ビヨウヤナギの仲間で似たものに、同じ中国が原産の「キンシバイ(金糸梅)」があります。キンシバイは、花の色は黄色で、花びらが4センチほどで雄しべが短いという特徴があります。

近ごろは、海外から新しいく栽培されるようになった品種も合わせて、これらを総称して「ヒペリカム」の名前で呼ぶことがあります。

ビヨウヤナギの育て方と剪定

ビヨウヤナギは、日当たりの良い場所で育てます。やや湿り気のある土壌を好み、乾燥を苦手とします。

樹高は1メートルほどにまで旺盛に生長するので、鉢植えで購入した場合でも庭に植え替えることをおすすめします。

ビヨウヤナギの植え付けの適期は、3月から4月、または9月下旬から10月ごろです。水やりはとくに必要はありませんが、温度が上昇して極端に乾燥する夏の時期には、朝や夕方に水を与えるようにします。

ビヨウヤナギは、普通は常緑ですが寒冷地では半落葉樹になります。とても萌芽力が強いので、剪定は、長く徒長した枝や枯れ枝を間引いてやります。

剪定の適期は花が咲き終わった後の7月ごろで、樹形をコンパクトに切り詰めたい場合には、落葉期に強剪定を行ってやります。

古い枝や枯れ枝を地際から間引いてやれば若枝に養分が行きわたり、株が元気に育ちます。

オススメの記事一覧

-夏の植物

Copyright© 旬の花・植物情報news , 2018 AllRights Reserved.