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コムラサキは実も丈もムラサキシキブより小さいの?!違いを徹底解説!!

投稿日:2017年3月22日 更新日:

「ムラサキシキブ(紫式部)」は、秋に紫色の小さな果実を多数付け観賞用に人気が高い植物です。

その名前は、紫の実が『源氏物語』の作者である「紫式部」に由来するという説と「ムラサキシキミ(重る実)」と呼ばれていたのが変化したという説があります。

「ムラサキシキブ」と姿が全体的によく似ていて、小ぶりな別種に「コムラサキ(小紫)」があります。

コムラサキ(小紫)は、庭木として観賞用に育てられ、「ムラサキシキブ」の名で誤って呼ばれていることが多いようです。

コムラサキは、名前の通りムラサキシキブより小型で、草丈は1~2メートルほどです。ムラサキシキブの方は、樹高3~4メートルにまで生長します。

この2種類の果実の付き方にも違いがあり、ムラサキシキブは果実は枝にまばらに付くのに対して、コムラサキの方は固まって付く特徴があります。

他にも、葉の鋸歯と呼ばれるギザギザは、ムラサキシキブは葉の全体にあるのに対し、コムラサキは葉の上半分にしかないという違いもあります。

そこで今回は、ムラサキシキブに似て非なる「コムラサキ」のご紹介です。

コムラサキについて

コムラサキ(小紫)は、シソ目クマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木です。コムラサキの開花時期は、6月から8月で薄紫色の小さな花を咲かせます。

花は、根元に近い方から順番に先端に向かって咲いて行くという特徴があります。

コムラサキは、9月から11月の秋には、紫色の果実をたくさん付けます。コムラサキは、別名を「コシキブ(小式部)」ともいいます。

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また、コムラサキの白色品種には、「シロシキブ(白式部)」があります。

コムラサキの花言葉と種類

コムラサキの花言葉は、「聡明」「気品」「知性」です。一方、ムラサキシキブの花言葉は、「愛され上手」「上品」「聡明」です。

ムラサキシキブより大きな変種として、「オオムラサキシキブ」があります。

また、果実の小さい種の「コミムラサキシキブ」や、葉の小さい種の「コバノムラサキシキブ」などの名称で呼ばれるものもあります。

「××ムラサキシキブ」という呼び名は、ムラサキシキブの品種または、変種に付けられています。

しかし、ムラサキシキブ以外のムラサキシキブ属の植物には、「○○ムラサキ」という呼び名が付けられています。

「コムラサキ」をはじめとし、沖縄が原産で葉に白い毛が生えている種の「ホウライムラサキ」などがあります。

その他、日本に自生する似たものには「ヤブムラサキ」や「トサムラサキ」や「ウラジロコムラサキ」などがあり、同属は世界に数十種があるといわれています。

コムラサキの育て方

コムラサキは、耐寒性が強く、生長しても樹高はそれほど高くならないため管理はしやすいといえます。

コムラサキは、半日陰から日のよく当たる場所を好み、乾燥をやや苦手とし肥沃で湿った土壌を好みます。

コムラサキの剪定は、基本的に自然樹形を楽しみますが、混み枝があれば落葉期に整理し切り落としてやります。

また、徒長枝はいつでも切り戻しが可能です。それからコムラサキは、挿し木で増やすことができます。挿し木の適期は6月ごろで、その年に出て伸びた新しい枝を挿し木として使います。

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