夏の植物

ホタルブクロは花の中に捕まえた蛍を入れるとちょうちんになる?!

投稿日:2017年3月20日 更新日:

ホタルブクロ(蛍袋)は、花の中に蛍を閉じ込めると、その明かりが外へ透けて見えて提灯(ちょうちん)のようで、提灯の古い呼び名である「火垂る袋」に由来します。

でも、「火垂る」と聞けば、アニメ『火垂るの墓』を連想し思わず涙ぐんでしまいます。

高畑監督作品に関してはいつも涙腺が緩みっぱなしで、『おもひでぽろぽろ』を観たと時も普通は泣くようなエンディングではなはずなんですが、泣けて泣けて仕方ありませんでした。

高畑作品は、観ていると子供の頃のノスタルジー要素がグッと胸に迫って来て、いつのまにか思い出がポロポロ、そして大人になった私の人生ボロボロだと認識し涙があふれて来ます。

高畑作品の話しはこの辺で終わりにして、終わりといえば今日パチンコ屋で閉店間際になって『蛍の光』が流れて来ました。

『蛍の光』は、もともと『オールド・ラング・サイン』というスコットランド民謡で、映画『哀愁』では、この曲が流れる中蠟燭の火を吹き消していくシーンがあってとてもロマンチックでした。

さて、いい加減に花の話しをはじめないと堪忍ブクロの緒が切れる人も出てくるかもしれないので、今回は「ホタルブクロ」のご紹介です。

ホタルブクロ(蛍袋)について

ホタルブクロは、日本、朝鮮半島、中国、シベリアなど東アジアに広く分布するキキョウ科の多年草です。

ホタルブクロは、日当たりの良い山野などに多く自生し、日本では古くから親しまれている野草です。

ホタルブクロの花は釣鐘状でうつ向いて咲き、昔は子供が捕まえた蛍をこの花にいれて遊んだためこの名前が付いたといわれています。

開花の時期は、蛍の飛び交う時期でもある6月から7月で、赤紫か白い色の花を咲かせます。花の色は、関東では赤紫色が多く、関西では白色が多くみられるのだそうです。

ホタルブクロは、地下茎を伸ばして増え、開花した株は種と多くの子株を残して枯れてしまいます。

花後は、地上部の葉や茎が枯れて休眠状態となり、根だけで冬を越します。

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ホタルブクロには、アンドンバナ(行燈花)、チョウチンバナ(提灯花)、フクロバナ(袋花)、アメフリバナ(雨降花)、ツリガネソウ(釣鐘草)など地方によって違う呼び名もいくつかあります。

ホタルブクロの種類

ホタルブクロと同属の植物に、ガーデニング界では有名な「カンパニュラ(釣鐘草)」があり、地中海沿岸が原産の植物から改良された観賞用の品種を総称して呼びます。

ホタルブクロの種類には、山野に自生し外見がとてもよく似ている変種で「ヤマホタルブクロ(山蛍袋)」があります。

他にも、徳島県石立山が原産の固有種で、草丈が低いのが特徴の「イシダテホタルブクロ(石立蛍袋)」や伊豆諸島が原産で白い小さな咲かせる「シマホタルブクロ(島蛍袋)」があります。

ホタルブクロの花言葉は、「正義」「貞節」「愛らしさ」「忠実」です。

ホタルブクロの育て方

ホタルブクロは、日当たりのよい場所、半日陰の場所どちらでも問題なく育ちます。ホタルブクロは、鉢植えの場合、夏の盛りは明るい日陰に移すようにします。

水やりは、鉢の表土が乾燥していればタップリと行います。地植えの場合は、よほど乾燥しないかぎり、降雨だけで大丈夫です。

ホタルブクロは、地植えの場合、地下茎があちこちに伸びて来ますので、余計なところに生えたものは2月から3月の時期に移植してやります。

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