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マテバシイの実は食べられるドングリなの?!育て方もご紹介!

投稿日:2017年3月18日 更新日:

「♪どんぐりころころ…」ここで問題です。この後に続く歌詞は何でしょう?「ドンブリコ~♪」が正解です。なぜか子供の頃は「どんグリコ~♪」と歌っていた人も多いのではないでしょうか。

ドングリは、漢字では「団栗」と書き、ブナ科のカシやナラやマテバシイ属の樹木の果実を総称した呼び名です。「ドングリ」という名前の木があるわけではありません。

ですから、ドングリにも色々な大きさや形があるのは、成っていた木が違うからです。

ドングリから、その木の種類を判別することは理屈上は可能なのですが、実際はやってみると難しいのだそうです。ドングリは、動物たちにとって秋の重要な食料であり、リスやネズミやツキノワグマまでもが好んで食べています。

でも、人間にはタンニンやサポニンを多く含んでいるため渋みが強すぎて、そのままでは食べられません。

ドングリを流水にさらしたり煮沸したりして渋抜きをして食用にします。ドングリの中には、渋みが少なく炒れば簡単に渋みが抜けて食べられるものもあります。

そこで今回は、渋みが少ないドングリが採れる木の「マテバシイ」をご紹介します。

マテバシイ(馬刀葉椎)について

マテバシイは、ブナ科の日本固有の常緑高木で、果実をドングリと呼びます。

樹高は10メートルほどで、大気汚染に強いため街路樹などに、また潮風にも耐えるので防風林としても植栽されています。マテバシイの開花時期は6月で、黄褐色の長い穂状をした花を咲かせます。

マテバシイの果実は、タンニンをあまり含まないため、他のドングリと比べると渋みが少なく、渋抜きをしないで炒って食べることができます。

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実は、細かく砕いて粉状にしてクッキーの生地に混ぜるなどの活用法があります。

マテバシイの種類

マテバシイ属の日本固有種には、マテバシイの他にもう1種「シリブカガシ(尻深樫)」があります。

シブリカガシには、「殻斗(かくと)」と呼ばれているいわゆるドングリの帽子(底の部分)がへこんでいる特徴があります。

シブリカガシの実は、渋みが少なくそのまま渋抜きをせずに食べることができます。シブリカガシの葉は、楕円形で先が鋭くとがっているため、マテバシイと区別することができます。

マテバシイの育て方

マテバシイは、日当たりの良い場所で育てます。都市公害に強いので、道路脇や公園などに植栽されています。

葉は厚く緑の量が多い特質を生かして、騒音防止に役立つため生垣として最適です。マテバシイは、発芽力が強く強剪定にも耐えることのができる樹木です。

剪定の適期は、10月から12月ごろです。樹形を乱す枝を切り落とし、混み入った枝は風通しや日当たりを良くするために間引きます。

マテバシイの増やし方は、秋に地面に落ちたドングリを拾い集めて、湿り気のある土にまけば発芽します。乾燥させると発芽率がわるこなるので、拾い集めたらすぐ土にまくようにします。

まいてもなかなか芽が出ないと思った場合は、映画『となりのトトロ』のように、傘を持って伸びあがって息を吹きかければ翌朝には芽が出ているかもしれません。

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