春の植物

レンギョウの花は春の訪れを予感させるため花言葉は「期待」「希望」

投稿日:2017年3月17日 更新日:

彫刻家であり詩人でもある高村光太郎の命日は4月2日で、その日は「連翹(れんぎょう)忌」と呼ばれいています。

高村光太郎が生前に好んだ花が連翹(れんぎょう)で、彼の告別式に棺の上にレンギョウが一枝置かれていたことに由来しているのだそうです。

高村光太郎といえば、詩集『智恵子抄』が何よりも有名です。この詩集をまだ読んでいないのですが、昔のテレビドラマで『智恵子抄』は観たことがあります。

20年以上も前に製作された低予算で安っぽさが少し気になるドラマでしたが、ヒロインの智恵子を演じる南果歩さんの演技に圧倒されたことだけは記憶しています。

次第に精神を病んでいく智恵子を南果歩さんは見事に演じて、ただ可愛いだけではなく実力のある女優さんだと感心しました。

さて、今回は『智恵子抄』の著者である高村光太郎が生前好きだったという「レンギョウ」をご紹介します。

レンギョウ(連翹)とは?

レンギョウは、モクセイ科の落葉性低木で、レンギョウウツギ(連翹空木)とも呼ばれます。

レンギョウの開花時期は、3月から4月にかけての春で、黄色い小さな花を枝を埋め尽くすようにたくさん咲かせます。

レンギョウの和名は、漢名の「連翹」をそのまま音読みしたものですが、中国で「連翹」といえばトモエソウまたはオトギリソウのことを指します。

これらの実は、どれも薬として用いられていたため、日本で現在のレンギョウの実を「連翹」と誤って売っていたことが名前の由来だとされています。

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レンギョウの種類と花言葉

レンギョウにはおよそ8種類の品種があり、そのほとんどが中国や朝鮮半島、日本などに分布しています。

他にも1種、東ヨーロッパのアルバニアを原産とする種も確認されています。ガーデニングで主に栽培される種は、中国や朝鮮が原産の「シナレンギョウ」や「チョウセンレンギョウ」です。

シナレンギョウは、花びらが細長いのが特徴で、それと比べるとチョウセンレンギョウは、花びらの幅がやや広く枝が弓なりに長く伸びて垂れ下がるという違いがあります。

また、本品種のレンギョウとシナレンギョウを掛け合わせた種で、ドイツが原産の「インテルメディア」もあり「ドイツレンギョウ」とも呼ばれています。

レンギョウの花言葉は、「期待」「希望」「集中力」「情け深い」「とまどい」などがあります。

レンギョウは、早春になると鮮やかな黄色い花を枝いっぱいに咲かせる様子から春の訪れを予感させるため、「期待」「希望」といった前向きな花言葉が付けられたといわれています。

レンギョウの栽培

レンギョウは、耐暑性にとても優れているので年間を通じて日当たりの良い場所で育てます。日当たりが悪い場所では、枝が細長く伸びて生育が悪く花付きも良くありません。

また冬の寒さにも大変強く、日本全国で屋外で栽培することが可能で、冬越しのための特別な対策を必要としません。

レンギョウの剪定は、12月から3月上旬に細長く伸びた枝やからみ枝を切り落とすようにします。また、続けて花後の5月ごろに伸びすぎた枝を切り詰めるようにします。

ただ6月中旬ごろから花芽を作りはじめるので、この時は強剪定を行わないよう注意します。

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