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ハナダイコンは大根ではないけど食べられる?!栽培の方法も紹介!

投稿日:2017年3月16日 更新日:

ハナダイコン(花大根)は、別名を「オオアラセイトウ」や「ショカツサイ」や「ムラサキハナナ」といいます。

同じアブラナ科に「ハナダイコン」という名前で、シベリアからヨーロッパ・西アジアが原産の植物があるのでよく混同してしまいます。

どちらも花の色が紫で姿がとても似ているため区別するのに困るのですが、「オオアラセイトウ」と呼ばれる中国が原産のハナダイコンは食べられます。

でも、もう1つのヨーロッパ原産のハナダイコンは、食用ではなく欧米においては最も伝統のある園芸植物とされています。

食べられるハナダイコンは、「ショカッサイ(諸葛菜)」の別名から、中国の『三国志』で知られる諸葛孔明(しょかつこうめい)が出陣の先々で兵士たちの食糧となるよう栽培したことに由来しているのが分かります。

また、日本で良く知られる黄色い花の「ハナナ(花菜)=菜の花」に花が似ていて紫色なので、「ムラサキハナナ(紫花菜)」の名前でも呼ばれています。

そこで今回は、『三国志』の国である中国原産の食べられる「ハナダイコン」をご紹介します。

ハナダイコンとは?

ハナダイコンは、和名を「オオアラセイトウ(大紫羅欄花)」といい、中国東部から朝鮮半島が原産のアブラナ科ショカツサイ属の草花です。ハナダイコンは、3月から5月ごろに淡い紫色から紅紫色の4弁花を咲かせます。

草丈は、30~80センチほどになり、ダイコンという名が付いてはいますが、根ではなく若い葉を食べる青菜として利用されています。

ハナダイコンは、江戸時代に日本に渡来しましたが、広く栽培されるようになったのは、第二次大戦後のことです。

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育成力が旺盛でこぼれ種でもよく繁殖するため、現在では日本全国で野生化しています。

ハナダイコンの花言葉

「オオアラセイトウ」の別名を持つハナダイコンの花言葉は、「知恵の泉」です。

「ショカッサイ」の別名から花言葉が、中国の兵法の知恵者である諸葛孔明にちなんで付けられたとされています。

一方、ヨーロッパが原産のハナダイコンの花言葉は、「競争」です。これは、茎の先に競争するように薄紫色の花を咲かせることから付けられたとされています。

ヨーロッパでは、白やピンク色の花を咲かせるハナダイコンの品種もあるのですが、日本ではその姿をほとんど見ることはありません。

ハナダイコンの栽培

中国原産のハナダイコンの栽培は、種をまいて育てるのが一般的です。5月ごろに水はけの良い用土に種をまき、発芽して本葉が2・3枚に生長したらポットに移植して苗を育てます。

ハナダイコンは、高温多湿を苦手とするため、梅雨のはじまる前に苗の植え付けをすると育成が悪くなります。

そのため梅雨の時期から夏にかけては、ポット苗のまま風通しの良い涼しい場所で管理します。

夏の間は、多湿を避け半日陰か明るい日陰にポット苗を置いて暑さをやり過ごします。そして10月ごろになったら、日当たりの良い場所に苗の植え付けを行います。

ハナダイコンは、花が咲き終わると鞘(さや)のような長角果ができ中に種が入っているので、赤褐色に熟したものを採取し来年になったら再び種をまくことができます。

ハナダイコンは繁殖力が強いので、花が枯れるまで放置しておいても、こぼれ種で来年もたくさんの花を咲かせてくれます。

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