春の植物

ヒサカキはサカキと違うの?花は塩ラーメンみたいな独特の匂いが?!

投稿日:2017年3月16日 更新日:

「ヒサカキ(姫榊)」は、地方によっては「榊(さかき)」の代わりに神棚にお供えする玉串に使用されています。

また、榊よりも枝葉が密生し移植も容易なため庭木や生垣などとして各地で育てられています。ヒサカキは、3月から4月にかけて春になると白っぽい花をたくさん咲かせます。

この花の香りは、というより臭いは独特なものがあり、人によっては耐えられないような悪臭と感じるようです。

感じ方は人によって様々ですが、都市ガスだとか沢庵の臭いだとか、ひどいものではヒサカキの臭いを公衆トイレの臭いに例える人もいるぐらいです。

テレビの番組によればヒサカキは「インスタントの塩ラーメンの粉末スープの臭いに似ている」とのことです。

インスタントラーメンの塩味は、買って食べることがないので全然想像が付きませんが、私はヒサカキの臭いは子供の頃から嗅ぎ慣れているのでそれほど苦になりません。

納豆の臭いも食べ慣れていれば苦痛ではありませんが、はじめて食べる外人にとっては耐えられない強烈な臭いに感じるのと同じなのではと思います。

さて今回は、インスタントラーメンの塩味の臭いがするという「ヒサカキ」のご紹介です。

ヒサカキ(姫榊)について

ヒサカキは、本州、四国、九州、沖縄に分布するツバキ科の常緑樹で、樹高は4~7メートルほどの高さに生長します。開花の時期は、3月から4月で白い壺状の花を数多く咲かせます。

また、ヒサカキは10月から12月ごろになると黒紫色の実を付けます。ヒサカキの別名には、ビシャコ、ビシャ、ヘンダラなどがあります。

ヒサカキは、関東地方以北では榊の代替として、神棚にお供えされています。そのため「榊」ではない「非榊」だと名前が付いたといわれています。

他にも、榊よりもひと回り小ぶりなので「姫榊」が転じて「ヒサカキ」となったともいわれています。

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ヒサカキの種類とサカキとの違い

ヒサカキ属には、海岸沿いなどに自生し道路の植え込みや防潮の生垣に用いられている「ハマヒカサキ」があります。

ハマヒサカキは、10月~2月ごろに花を咲かせ、基本種よりやや小型なのが特徴です。

他にも葉の大きさや形、花の色の違う「ホソバヒサカキ」「ベニヒサカキ」「ツゲバヒサカキ」「モチバヒサカキ」などの品種があります。

ヒサカキとサカキ(榊)の違いは、まず葉の大きさで区別することができます。ヒサカキの葉のサイズは3~7センチで、サカキの7~10センチよりも小さいのが特徴です。

また、ヒサカキの葉はつやがあり周りがギザギザしているのに対し、サカキの葉は縁が丸くなめらかなので簡単に見分けることができます。

ヒサカキの育て方

ヒサカキは、半日陰を好むため高木の下などの薄暗い場所でも育てることができます。そのため日当たりの悪い場所や、建物北側の垣根などとして植栽されています。

また、ヒサカキは乾燥にも強く、湿気のある場所を好みますが、高いので日当たりの良い場所でも適応でき充分育ちます。

サカキは枝の伸び方があらく葉と葉の間隔が広いのに対し、ヒサカキは枝や葉が密生しているため垣根として多く利用されています。

ヒサカキは、挿し木や種まきで増やすことができます。挿し木の適期は7月ごろで、今年伸びた新しい枝を切って土に挿します。発根するまでは、半日陰の場所で乾燥させないように管理をしてやります。

ヒサカキの種まきは、秋に黒紫色に熟した実から種を採取してすぐにまきます。種を保管する場合は、湿り気のある砂と一緒にして、翌年の春にまくようにします。

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