春の植物

ウグイスカグラの育て方をシッカリと学ぼう!種類もいっぱいある?

投稿日:2017年3月12日 更新日:

ウグイスカグラ(鶯神楽)は、スイカズラ科の植物なので名前を間違えやすいのですが、ウグイス「カズラ」ではなく「カグラ」です。

ウグイスカグラは春になると、ウグイス色の緑とは対照的な淡いピンク色の花を咲かせ、初夏には赤いグミのような甘い実を付けます。

ウグイスカグラは、ウグイスが鳴きはじめる頃に花が咲くという意味でこの名前が付けられたといわれますが、他にも説があります。

まず、「神楽」という漢字が当てられているように、この樹でウグイスが神様の前で踊るような舞をすると見立てて命名されました。ここでいう神楽とは、天照大神が隠れた時に、岩戸の前で奏したという『岩戸神楽』を指しています。

『岩戸神楽』では鳴り物の音は聞こえても、神楽を舞う巫女(アメノウヅメ)の姿が暗くて見えませんでした。

同じようにウグイスカグラの樹では、ウグイスの鳴く声は聞こえても枝から枝へ舞うように飛ぶ姿が見えないので、「神楽」と名付けられたのだといわれています。

今回は、「ウグイスカグラ」をご紹介します。

ウグイスカグラについて

ウグイスカグラは、スイカズラ科で本州、四国の山地に自生する落葉性の低木です。

樹高は2~3メートルほどに達します。開花の時期は4月から5月ごろで、枝先の葉腋に2センチほどの花柄を出して、淡紅色のラッパ状の花を2個下に垂らせて咲かせます。

ウグイスカグラの果実は液果で楕円形をしており、6月頃に赤く熟するので生食かジャムにして食べます。

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ウグイスカグラの種類

ウグイスカグラの種類には、枝葉や花に毛の生える種の「ヤマウグイスカグラ(山鶯神楽)」があります。

他にも日本海側に多く自生し、花冠や子房、がく、花柄などに毛があることで区別できる「ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)」などが知られています。

「ハスカップ」の別名で知られる「クロミノウグイスカグラ(黒実の鶯神楽)」の果実は、黒紫色に熟して白粉をかぶり、甘酸っぱい味がして食べられます。

実に含まれるシアニジンの成分は、ブルーベリーの10倍もあるといい、老化予防や目の疲労回復などを改善する効果があるとされてます。

ウグイスカグラとよく似た仲間にヒョウタンボクがあります。ヒョウタンボクも夏頃に実が真っ赤に熟すのですが、有毒なので注意が必要です。

ヒョウタンボクの花は、白色から黄色に変化し、果実は2個癒着してヒョウタンのように見えるので区別が付きます。

ウグイスカグラの育て方

ウグイスカグラは、日当たりと水はけの良い場所で育てるようにします。植え付けは11月から3月頃の落葉期が適期です。

ウグイスカグラの剪定は2月頃に、萌芽力が強いので密生した3~4年性の枝を根元から切り取り枝の更新を行います。花付きや実付きが悪い場合には、日の良く当たる場所に植え替えをしてやります。

ウグイスカグラは、挿し木、株分け、種まきで増やすことができます。挿し木は、3月上旬に前年の枝を15センチほどに切って挿し木にします。

株分けは、根元に土を盛っておくと容易に発根します。

種まきは、完熟した実から種を採取してすぐにまくか、乾燥させないように保存して翌年の春にまくかします。

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