春の植物

ミツマタの栽培はどういう方法?花言葉を学んで詳しくなろう!

投稿日:2017年3月9日 更新日:

ミツマタ(三椏)は、強い繊維質の樹皮が日本独自の製紙原料となります。古くから日本で紙の原料といえば、コウゾ(楮)、ミツマタ(三椏)、ガンピ(雁皮)の樹皮繊維を中心に使われていました。

これらが原料となる和紙は、いずれも繊維が長くて強靱で、薄くても強いという優れた性質を持っています。

和紙と比べて洋紙の方は、木材を原料とした植物繊維であるパルプを用いるため、大量生産ができるというメリットがあります。

一方で和紙は、原料が限られるため生産性も低くどうしても価格が高くなってしまいます。

明治後半から大正時代にかけて、本や新聞などの印刷が本格化すると、洋紙と比較して和紙は生産効率が悪く、次第に洋紙に取って替わられるようになりました。

でも、現在も和紙は「1000年以上」ともいわれる素晴らしい保存性により、世界の文化財の修復にも使われています。

そこで今回は、和紙の原料の中の1つ「ミツマタ」をご紹介します。

ミツマタとは?

ミツマタは、中国原産でジンチョウゲ科の冬になると葉を落とす落葉性の低木です。

ミツマタは、枝が三つ叉(また)に分かれるところからこの名前が付き、「三叉」や「三椏」や「三又」とも書きます。

ミツマタの樹高は1~2メートルで外観は丸い樹形になり、3月から4月ごろの早春にかけて、三つ叉に分かれた枝の先に半球形の小さな黄色い花を咲かせます。

ミツマタの花は、下向きに咲き外側は白色で内側が黄色をしており、見た目は小さな蜂の巣のような形をしているのが特徴です。

スポンサーリンク

ミツマタは、葉が出ていない状態で枝先に花だけが開花する姿は、樹全体がぱっと色づいて冬が終わり待ちわびた春の到来を告げるような趣きがあります。

ミツマタの繊維質の強い樹皮は、良質の紙の原料となることで知られており、古くから和紙や紙幣などに用いられています。

ミツマタの種類と花言葉

ミツマタの花言葉は、「強靱」「壮健」「永遠の愛」「肉親の絆」「意外な思い」です。

「強靭」と「壮健」の花言葉は、ミツマタの強い繊維質の樹皮を上質な和紙の原料として利用していたことに由来します。

また、「肉親の絆」は、ミツマタの3本に分岐した枝を両親と子に例えたのだといわれています。

ミツマタの種類には、オレンジ色や赤い色の花を付ける園芸品種も他にあり、性質は基本種のミツマタと何ら変わらず「赤花三椏(あかばなみつまた)」や「ベニバナミツマタ」と呼ばれます。

ミツマタの栽培

ミツマタは、日当たりが不足すると花が咲かないため、植え付けや置き場所はできるだけ日の当たる場所を選ぶようにします。

ミツマタには枝分かれしにくいという性質があり、基本的に剪定を行う必要はありません。

樹高が少し高くなって来たと感じた場合に、上に伸びすぎた枝や横に無駄に伸びた枝を切り落とすぐらいにとどめます。

ミツマタの剪定は、必ず枝分かれしている付け根の部分から切り取るようにします。ミツマタは、根が傷付きやすく移植の難しい樹木だといえます。

いったん植え付けたら他の場所に移動できないと考えて、地植えをする場合は場所をよく選定することが重要となります。

オススメの記事一覧

-春の植物

Copyright© 旬の花・植物情報news , 2018 AllRights Reserved.