春の植物

トサミズキは花言葉も優雅?育て方と種類についても知ろう!

投稿日:2017年3月7日 更新日:

トサミズキ(土佐水木)は、土佐(高知県)の山地に多く自生する樹木です。でも、トサミズキはマンサク科で「水木」の仲間ではありません。

「水木」は、ゲタやこけしの材料となることで知られる樹木で、春先に枝を切ると水のような樹液があふれ出て来ることからこの名前が付けられました。

トサミズキの方は、枝を切っても水木のように樹液が出てくるということはなく、水木に葉が似ていることから「トサミズキ」と名付けられたとされています。

トサミズキは春の到来を告げる花として、江戸時代から庭木や盆栽として育てられています。今回は、「トサミズキ」をご紹介します。

トサミズキとは

トサミズキは、高知県の蛇紋岩地帯や石灰岩地帯などに生育するマンサク科の落葉低木で、樹高は1~4メートルほどに生長します。

トサミズキの開花の時期は、3月下旬から4月にかけてで、葉が出る前に下向きに淡い黄色の花を咲かせます。

枝から長く伸びた花穂に7~8輪の花を付けるのが特徴です。トサミズキの花姿は、学名の「Corylopsis spicata」が特徴をとらえて表現をしています。

属名である「Corylopsis(コリロプシス)」は、ギリシャ語の「corys(兜)」と「opsis(似ている)」が元になっており、また種名である「spicata(スピカタ)」は、「穂状の花序を持つ」を意味しています。

スポンサーリンク

トサミズキの種類と花言葉

マンサク科トサミズキ属は、アジアで数十種類が知られており、日本にもトサミズキの他に「ヒュウガミズキ(日向水木)」や「キリシマミズキ(霧島水木)」や「コウヤミズキ(高野水木」などが自生しています。

また中国が原産の種に「シナミズキ(支那水木)」、別名「ニオイトサミズキ(匂土佐水木)」もあります。

トサミズキの葉は、厚く卵のような形で左右が対称でないため、また若い枝や葉の柄の部分に毛があることから他の種と区別することができます。

ヒュウガミズキは、トサミズキにとてもよく似ていますが、ヒュウガミズキの方が全体的に小柄で花の数も2~3個単位と少ないのが特徴です。

トサミズキの花言葉は、「清楚」「優雅」「伝言」です。

トサミズキの育て方

トサミズキは、日当たりの良い場所で育てた方が花付きは良いのですが、半日陰地でもよく育ち花を付けます。

また、水はけの良いところを好みますが、極端に乾燥する場所を嫌いますので、庭植え、鉢植え共に水切れには十分注意をします。乾燥がひどい場合には根元に敷き藁などを施して対応します。

トサミズキは、樹形が自然に整うため剪定はあまり必要ありません。込み合った枝や細く伸びすぎた枝を切り落とす程度にとどめます。

トサミズキの花芽ができるのは夏なので、剪定は花が終わった5月から6月が適期となります。

トサミズキは花後に花の根元の方から新芽が出てくるので、花がらは摘み取らないように注意をします。

トサミズキは、暑さには強いのですが寒さにはやや弱いので、北海道や東北などの寒冷地では地植えにすると枯れてしまうことがあります。

オススメの記事一覧

-春の植物

Copyright© 旬の花・植物情報news , 2018 AllRights Reserved.