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シャリンバイの育て方を知ろう!実は食べてはだめ?

投稿日:2017年3月6日 更新日:

シャリンバイ(車輪梅)は、その樹皮や根が奄美大島では大島紬の染料として使用される樹木です。シャリンバイは、10月頃になると黒紫色をした実を付けます。

シャリンバイの実はブルーベリーに似た姿をしており、有毒だという報告はありませんがタンニンを多く含み食用にはならないのだそうです。

古くから日本では、赤い色をした実が縁起が良いとされています。お正月には、松と一緒に赤い実を付けた南天を飾ります。

また、昔の人は、千両(センリョウ)や万両(マンリョウ)という樹木の赤い実を眺め、商売繁盛を願いお金持ちになることを夢見たのだそうです。

風水では、イチゴやワイルドストロベリーなど赤い実をつける植物は、「実り」を意味し結婚運や健康運をアップさせる力があるとされています。

今回は、実は鳥が食べるぐらいで観賞用にしかなりませんが、伝統ある大島紬の染料となる「シャリンバイ」のご紹介です。

シャリンバイ(車輪梅)について

シャリンバイは、バラ科シャリンバイ属の常緑低木で、大気汚染に強く道路の中央分離帯の植え込みなどでよく見かけます。

また、潮風にも強く海岸沿いの公園などの生垣として植えられています。シャリンバイは、5月から6月ごろに梅に似た小さな白い花を咲かせます。

また枝が放射状に伸びる様子が車輪のようであることから「車輪梅(シャリンバイ)の名前が付きました。

シャリンバイの属名は、「Rhaphiolepis(ラフィオレピス)で、ギリシャ語の「rhaphis(針)」と」「 lepis(鱗片)」が語源となっています。

シャリンバイは、奄美大島では「テーチ木」と呼び、樹皮や根が奄美大島の特産品である大島紬の染料として使用されます。シャリンバイの花言葉は、「純な心」「純真」です。

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ヒメシャリンバイとマルバシャリンバイ

シャリンバイの種類の1つに、葉が長さ2~3センチと小さい「ヒメシャリンバイ」があります。

ヒメシャリンバイは、白色または淡い紅色の小さな花を咲かせ、鹿児島県の出水市では、特産品に育てようと栽培に取り組んでいるそうです。

他にも、シャリンバイよりも葉が丸く小枝が密生する「マルバシャリンバイ」があります。

このマルバシャリンバイと区別するためにシャリンバイの原種を「タチシャリンバイ」と呼ぶこともあります。

それから、沖縄など亜熱帯地方に多く分布し、葉の幅が狭くとがった形になる「ホソバシャリンバイ」もあります。

シャリンバイの育て方

シャリンバイは、日当たりが悪いと枝が徒長して樹形が乱れやすくなります。半日陰でも育ちますが、できるだけ日当たりの良い場所を選んで育てるようにします。

シャリンバイの花は5月ごろ咲き、翌年の花芽ができるのが夏から秋にかけてです。剪定は、花後の6月以降から7月までに行うようにします。

シャリンバイは、新芽を吹く力が弱く、強剪定をすると樹形が戻るまでに時間が掛かります。剪定は、最小限にとどめて邪魔な枝を切ったり、風通しを良くするぐらいにします。

シャリンバイは、種で増やすことができます。秋に採取した種をそのまますぐまくか、乾燥させないように保存し春になるのを待ってからまきます。

シャリンバイは、風通しが悪いとカイガラムシが発生し、その排泄物がすす病の原因となるおそれがあります。カイガラムシは発見したら駆除をするよう管理を行います。

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