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シャリンバイの花言葉は?栽培方法と種類の知識も紹介!

投稿日:2017年3月5日 更新日:

シャリンバイ(車輪梅)は、樹皮や根にタンニンを多く含み奄美大島の特産品である大島紬の染料になっています。奄美大島の大島紬は、紬と呼ばれるものの紬糸ではなく本絹糸を用いて作られています。

そのため独特の光沢があり、歯切れのいい衣ずれの音と独特の着心地でとても人気があります。本場大島紬は、先に糸を染めてから織る「先染め」を行います。

シャリンバイの樹皮を長時間煮沸し、その液に絹糸を漬け込みます。その後、泥水で洗い全体に泥がなじむように染めていきます。これを繰り返すうちにタンニン酸と泥の鉄分が化学反応を起こし、大島紬特有の渋い黒い色と光沢が出て来ます。

この行程を「泥染め」といい、シャリンバイの染料に約20回漬け込んでから泥染めを1回行う行程を4度繰り返します。

奄美大島といえば、ハイビスカスの花が有名で奄美市の市花でもありますが、シャリンバイも2006年に市花に指定されました。そこで今回は、「シャリンバイ」のご紹介です。

シャリンバイ(車輪梅)とは?

シャリンバイは、バラ科シャリンバイ属の常緑低木で、工場や道路脇のように多少空気の悪いところでも生垣として植えられることの多い樹木です。

シャリンバイの開花の時期は、4月から6月ごろで梅に似た白い小花をたくさん咲かせます。

シャリンバイは、花の形や枝が車輪の車軸のように放射状に多く枝分かれすることからこの名前が付けられました。

また、ツバキ科の木斛(モッコク)の花に似ていることから「ハマモッコク」「ハナモッコク」の別名もあります。

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シャリンバイの種類と花言葉

シャリンバイの花言葉は、「純真な心」です。奄美地方の方言では、シャリンバイを「テーチ木」と呼び、チップ状にした樹皮を煮込んで染料として使用します。

この染料に100回近くも漬け込み染め上がった色は、「大島の黒」といわれます。

シャリンバイの種類には、樹高が1メートルほどにしかならず葉がやや丸みをおびた「マルバシャリンバイ」や沖縄など亜熱帯地方に多く分布し葉がやや尖った形になる「ホソバシャリンバイ」があります。

他に中国原産で花色が白やピンク色の「インディカ」、シャリンバイとインデカを掛け合わせた種の「デラクリー」があります。

シャリンバイの栽培

シャリンバイは、半日陰の場所でも育ちますが、日当たりが悪いと枝が間延びした感じになり樹形が整いませんので、日当たりの良い場所で育てるようにします。

シャリンバイは、暖かい気候を好む性質があるので、植え付けは3月から4月に行います。

シャリンバイの剪定は、木がまだ若いうちは生長がはやく、枝葉が込み合ってくるので刈り込みをしてやります。

ただシャリンバイは、丈夫で枝を旺盛に伸ばす性質がありますが、それに比べて芽吹く力はあまり強くありません。

強剪定を行うと、新芽があまり吹かずなかなか元の樹形までもどらないことがあるので、剪定は最小限にとどめるようにします。

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