春の植物

クレマチスの管理はどうすればいい?もっと色んな種類について

投稿日:2017年3月4日 更新日:

クレマチスは、「ツル性植物の女王」といわれ、最近ではバラと組み合わせてイングリッシュガーデンの主役を飾ります。イングリッシュガーデンとは、自然の景観美を追求した庭の様式のことです。

イングリッシュガーデンが出てくるまでは、「イタリア式」や「フランス式」の庭が主流でした。フランス式庭園は、左右対称に草花や造形物を組み合わせる幾何学的なデザインが特徴です。

映画『去年マリエンバートで』に登場するお城の庭園がフランス式で、映画は難解で内容は全く分かりませんでしたが、幾何学模様の人工的で美しい庭園は妙に印象に残っています。

さて、イングリッシュガーデンは、自然なままの庭の姿を楽しむための様式としてイギリスで独自に発展していきました。

「植物の自然な姿をそのまま生かす」ため、木は刈り込むことなく自然に枝を伸ばし、野に咲く花のように位置や種類には構わず、ベンチは木製を使うなど人工物は自然の素材で作られたものを選びます。そんなイングリッシュガーデンには無くてはならない「クレマチス」のご紹介です。

クレマチスについて

クレマチスは、キンポウゲ科センニンソウ属のことで、クレマチス属とも呼ばれます。クレマチスは、北半球の各国に自生する植物で、樹木など近くのものにツルを絡ませて生長する「ツル性植物」です。

クレマチスは、世界にたくさんの原種や野生種があり、日本原産の「カザグルマ」、中国原産の「テッセン」、欧米原産の「インテグリフォリア」などの原種を元に品種改良が進められ、現在では200以上の品種があるといわれています。

クレマチスの花言葉は、「精神の美」「旅人の喜び」「策略」です。「精神の美」は、クレマチスはツルが細いのに驚くほど大きな花を咲かせることに由来します。

「旅人の喜び」は、欧州では旅人が一夜を無事に過ごせるように、宿の玄関にクレマチスを植えて迎え入れたことに由来します。

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クレマチスの種類

クレマチスには、冬の休眠期から生えていた枝に花を咲かせる「旧枝咲き(モンタナ系など)」や古いつると新しいつる両方から花を咲かせる「新旧両枝咲き(フロリダ系など)」と新しく生えた枝からしか花を咲かせない「新枝咲き(ジャックマニー系など)」の3つに分けられます。

「テッセン(鉄線/鉄仙)」と「カザグルマ(風車)」は、クレマチスを代表とする原種です。

特にテッセンは多くの品種の元になっていることもあり、クレマチスの和名として使われることも多くて混同することもしばしばあります。でも、テッセンは中国が原産で花びらが6枚、カザグルマは日本が原産で花びらが8枚という違いがあります。

クレマチスの管理

クレマチスは、花色がくすんだり、雄しべが散り始めたら、花首から切り落とす花がら摘みをします。

そのままにしておくと、種ができて株が弱ってしまうため、早めに花がら摘みを行うようにします。

クレマチスは、新旧両枝咲きの品種ならば、花後に剪定するとその後に伸びてきたツルに、花芽が付きます。ツルの長さの半分ぐらいを残し、早めに剪定を行うようにします。

クレマチスは、間違った時期にツルを切りそろえてしまうと、花芽を切り取ってしまったりダメージを与えたりしれしまいます。クレマチスは、種類を確認してそれぞれに合った方法で剪定を行うようにしてください。

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