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八重桜の品種を学ぶ!管理の方法はどんな感じ?

投稿日:2017年3月3日 更新日:

桜は、古来より日本人に愛されて来た花なので、日本の国花(国を象徴する花)であるものだとばかり思っていました。

たしかに実際に桜は、日本の紙幣やコインや切手などのデザインに多く使用されていますので、日本国を象徴する花であるといえます。

でも、日本には法律で定められた国花はなく、国民のあいだで広く親しまれている「桜」や皇室の家紋である「菊」が、事実上の国花としてあつかわれています。

別の国の国花を見てみると、インドは「蓮(ハス)」(お釈迦様の国という感じでよく分かります)。オランダは「チューリップ」(この花と風車がまず浮かびます)。

ギリシャはオリーブ(国花でなく国樹です)。カナダは「サトウカエデ」(メイプルシロップの原料で国旗に葉がデザインされてます)。

中国は「牡丹と梅」(国民投票でこの2つが上位を争っておりただ今選定中なのだそうです)。

1つ1つの国花には、それに相応しい理由や意味があり興味は尽きません。

さて、日本人に親しまれる桜の中でも、八重咲きに花を付けるものを総称して呼ぶ「八重桜」を今回はご紹介します。

八重桜(ヤエザクラ)とは?

八重桜は、八重咲きに花を付ける桜の総称であり、1つの桜の品種を指していうものではありません。

八重桜の多くは、ソメイヨシノなどに比べると開花の時期が1~2週間ほど遅く、ソメイヨシノが終わる頃の時期に花を咲かせはじめます。

八重桜の花は、大きめで丸くふわりとした形となり、子供が運動会の遊技などで使うもこもこした飾りの様に見えます。

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八重桜の品種

八重桜は、野生の山桜に対して人里の桜ということから「里桜(サトザクラ)」とも呼ばれます。一方で、八重桜は花の姿形が「牡丹」に似ていることから、「牡丹桜(ボタンザクラ)」とも呼ばれます。

八重桜には多くの品種があり、日本でとりわけ多くみられる品種としては「関山(かんざん)」、「一葉(いちよう)」、「普賢象(ふげんぞう)」、「鬱金(うこん)」、「八重紅枝垂れ(やえべにしだれ)」などがあります。

また「兼六園菊桜(けんろくえんきくざくら)」という種類は、花びらが300枚ぐらいもあり、花弁が非常にたくさんあって細い菊咲きの場合には特に「菊桜(きくざくら)」という名で呼ばれることもあります。

八重桜の名所としては、関東なら八重桜の種類が多い事で知られる「新宿御苑」が、関西なら毎年4月中旬ごろに「桜の通り抜け」で知られている大阪市の造幣局が有名です。

また京都にも、ソメイヨシノの2週間ほど後に八重桜の花見を楽しむことのできる神社仏閣が数多くあります。「平野神社」や伏見の「醍醐寺」や「平安神宮」などが有名です。

八重桜の管理について

八重桜は、通常の桜と同じように、日当たりと風通しの良い場所で育てます。

昔から「桜切るバカ、梅切らぬバカ」といわれるように桜は剪定に弱いので、枝を切った後は必ず断面にカルスメイト(樹木癒合剤)を塗るようにします。

さて、今現在では桜は、おめでたいものとされていますが、江戸時代のはじめ頃までは縁起の悪いものとされていました。

その理由として、桜の花は咲くとすぐに散ってしまうためだったり、散った花が色あせてしまうことなどから「はかない」や「心変わり」と捉えたりしたからです。

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