春の植物

紫蘭の管理の仕方は?花言葉や種類について

投稿日:2017年3月1日 更新日:

紫蘭の開花時期は、4月から5月です。岐阜県にある養老の滝には、北原白秋の歌碑がありますが、そこに登場する紫蘭は少し咲く季節が違っているようです。

「紫蘭さいて いさゝか紅き石のくま 目に見えてすゞし 夏去りにけり」北原白秋は、明治時代生まれの有名な詩人ですが、私たちには童謡の歌詞などで馴染みがあるかと思います。

白秋が訪れたという養老の滝は、現在では日本の滝百選や名水百選などに選ばれる名瀑・名水です。

日本昔話しなどにも、親孝行の息子が汲んだ水がお酒になったという話し(養老孝子伝説)として登場します。養老の滝は、白秋だけでなく松尾芭蕉なども訪れており、その際に詠んだ句が石碑になって現在も残っています。

さて、今回は準絶滅危惧種ということなので、白秋が見たものが野生状態の自生個体かどうかは分からないのですが「紫蘭」のご紹介です。

紫蘭(シラン)とは?

紫蘭は、日本、台湾、中国などに分布するラン科の多年草で、紫紅色の花が茎の上部につき、下から咲き始め、その花の色が紫色の蘭であることからこの名前が付きました。

紫蘭の園芸品種は庭や花壇などで普通に見られますが、純然たる野生種は準絶滅危惧種に指定されています。

紫蘭の球茎は、「白及(びゃくきゅう)」とか「白及根(はくきゅうこん)」と呼ばれ、止血、あかぎれ、ひびに薬効があるとされています。

紫蘭は、学名を「Bletilla striata」といい、属名の「Bletilla(ブレティラ)」は、スペインの薬剤師の「Blet(ブレテ氏)」の名前にちなみ、種名の「striata(ストリアタ)」は「しま模様がある」を意味しています。

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紫蘭の種類と花言葉

紫蘭の品種には、花が白い「白花(シロバナ)シラン」や葉に白い縁取りが入る「覆輪(フクリン)シラン」、花の先端に紫紅色が入る「口紅(クチベニ)シラン」、中国原産の黄色や薄いオレンジの花の「黄花(キバナ)シラン」などがあります。

紫蘭の花言葉は、「あなたを忘れない」「変わらぬ愛」です。また、紫蘭の花がうつむき加減に咲く様子から「美しい姿」の花言葉も付けられました。

紫蘭の管理について

紫蘭は、地表すれすれの地下に肥大した球根のようなもの「バルブ(偽球茎)」ができます。

このバルブは、水や栄養分を貯蔵するタンクの役割をし、春にはバルブから新芽と葉を伸ばし、3月から5月に紫色の花を数輪咲かせます。花が咲いた後は、細長い紡錘形の果実を付けます。

その中には細かい種がぎっしりと詰まっています。種は、あちらこちらに飛び散った後、地上部は枯れてそのまま休眠します。

枯れた葉や花茎が気になれば、葉が枯れて休眠に入る冬の間に取り除いてやります。紫蘭は、耐寒性は強い方で、凍らせなければ戸外で冬越しができます。

地植えで凍結が心配ならば、落葉をした休眠後に腐葉土などを敷いて株を保護してやるようにします。

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