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月桂樹の葉は料理に使う香辛料・ローリエのこと

投稿日:2017年2月27日 更新日:

月桂樹(げっけいじゅ)の葉をリング状に編んだ冠を月桂冠(げっけいかん)といいます。

これをマラソン競技などの勝者の頭に被せたりする様子を、テレビなどで見たこともあるのではないでしょうか。

でもオリンピックなどで優勝者に与えられるのは、月桂樹でなくオリーブの葉で作った冠が正しいのだそうです。

ギリシア神話の英雄ヘラクレスが、オリンピアの庭に植えたオリーブの枝を、古代オリンピックの勝者に与えたことに由来しています。一方、月桂樹は、ギリシア神話における太陽神アポロンの聖樹として崇められていました。

古代ギリシアでは月桂冠を勝利や栄光の象徴とし、武勇をたてた軍人や偉大な詩人の頭に被せる風習がありました。

それよりも月桂樹の葉は、乾燥させたものを煮込み料理などの香辛料として使用するので、「ローリエ」といった方が馴染みがあるかもしれません。今回は、料理用の目的で栽培している方も多い「月桂樹」をご紹介します。

月桂樹(ゲッケイジュ)とは

月桂樹は、地中海沿岸が原産のクスノキ科の常緑高木です。月桂樹の葉は、乾燥させて香辛料として料理に使用されるので、ローリエとかローレルの名前で知っている方も多いかと思います。

月桂樹は、樹全体に芳香があり大きくなると樹高10メートルにまで生長します。

月桂樹は、日本へは明治時代にフランスから渡来し、古代中国の伝説に登場する「月の桂の樹」から名前が付けられたといいます。

日本では月の影は、ウサギが餅をついているように見えるとされますが、中国では桂の木を切る男の姿に見えるのだそうです。

月の影は、国によりカニに見えたり美しい女性の顔に見えたりと様々な違いがあります。桂とは中国で木犀(もくせい)のことを、日本では桂(かつら)のことをいいます。

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月桂樹の種類と花言葉

月桂樹の種類には、葉に白い斑がある「斑入り月桂樹」、他の月桂樹に比べると葉が細かくてサイズの小さい「ウィローリーフベイ」、葉の縁がちぢれているような「縮れ葉月桂樹」、黄色い葉が特徴的な「ゴールデンベイ」があります。

月桂樹の花言葉には「栄光」「勝利」などがあり、古代ギリシアで勝利や栄光の象徴として月桂樹の葉で編んだ月桂冠を頭に被せた習わしに由来しています。

月桂樹の栽培と葉の収穫

月桂樹は、生長が旺盛で枝の伸びる勢いも早いため、年に2回は枝を刈り込みます。

また肥料を与えないと育ちが悪くなるため、追肥は夏と冬の2回忘れずに行います。

月桂樹は、常緑性であるため葉の収穫は年間を通して行うことができます。葉は、若葉ではなく半年以上が経過したものを収穫します。

収穫した葉は、水で洗って汚れを落として乾燥させ、おせんべいの缶や空き瓶などの容器に保存をします。

月桂樹の葉は、カレーやシチューなどの料理の香辛料としてだけでなく、ポプリにしたりやお風呂にいれたりなど様々な利用法があります。

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