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苧環はくり返されてもこんがらがらない?

投稿日:2017年2月22日 更新日:

苧環(おだまき)という花は、「しづやしづ しづのをだまき くり返し」と静御前が源頼朝の前で舞を披露したことで知られています。

静御前は、源義経の側室(いわゆるお妾さん)だった人で、これまでドラマの中で色々な女優さんが演じていますので、ご存じの方も多いのでは。

私が知っている女優さんなら、石原さとみ、沢口靖子、それに一番好きな安田成美さん!でも、この静御前という人は、あの国民的なマンガ『ドラえもん』のヒロイン・しずかちゃんのモデルだったかもしれない説はご存知でしたか?!しずかちゃんのフルネームは源静香、お父さんの名前は源義雄といいます。

舞については知りませんが、しずかちゃんはバレエを昔習っていた経験があります。

ただ特技がバイオリンで、腕前はジャイアンの歌といい勝負という設定なので、どこまでこの静御前説が有力か正直分かりません。今回は、しずかちゃんのモデルと噂のある静御前で有名な「苧環」の紹介です。

苧環(オダマキ)とは?

苧環は、大きく分けると日本が原産のミヤマオダマキと、欧州が原産の西洋オダマキの2つがあります。ミヤマオダマキの花は、白・ピンク・紫の種類があります。

西洋オダマキは、草丈がミヤマオダマキよりも大きく、花の色は赤・白・ピンク・黄色などカラフルなのが特徴です。苧環の花は、5月から6月にかけて咲きます。

苧環の名前は、昔の麻糸を巻くのに使った苧環(おだまき)つまり糸巻き(糸車)に花の形が似ていることから付けられました。

特に苧環の花のつぼみの様子は、真ん中が空洞になっている糸巻きの形とよく似ています。

苧環と小田巻

苧環は、糸繰草(イトクリソウ)とか小田巻(オダマキ)とも呼ばれています。小田巻とは、「小田巻き蒸し」という茶碗蒸しの具にウドンを使った料理を略した言葉でもあります。

また欧州では、ライオンが苧環を食べるということから、苧環には大きな力が宿っているといわれており、紫の苧環の花を両手にこすりつけると勇気が出ると信じられていたのだそうです。そのためか紫の苧環の花言葉には、「断固として勝つ」があります。

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苧環と静御前

「しづやしづ しづのをだまき くり返し 昔を今に なすよしもがな」静御前が、源義経と対立する兄・頼朝の前で舞った時に歌ったものです。

意味は、賤(しず=身分の賤しいもの)の布を織る麻糸を巻いた「苧環」から糸が繰り出されるように繰り返し、昔を今にする方法があったらいいのに…ということになりますが、「しづ」と静御前の「静」を掛けて義経のことを恋い慕う思いを込めていたわけです。

さて、『ドラえもん』のしずかちゃんですが、原作漫画ではアニメと違い呼び名は「しずちゃん」だったそうです。

しずやしずで、ますます静御前モデル説が有力に思われて来ました。一方、藤子・A先生によると、しずかちゃんの性格のモデルはヘプバーンだったという説もあります。

そうすると、静御前は名前だけ…でも、藤子・F先生の奥さんがモデルだという説もあり…私の頭の中で、しずの苧環はこんがらがっています。

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