春の植物

花筏でオチを考えていたら川に落ちる?

投稿日:2017年2月21日 更新日:

花筏(はないかだ)は、植物の名前です。他にも、満開の桜が散って花びらが水面を流れていく様子をイカダに見立てて「花筏」と呼ぶ場合もあります。

川を渡るイカダは、夏などは涼しげで風情があって良さそうな気もしますが、私にとってイカダはあまりいい印象がありません。

ドイツ映画『アギーレ・神の怒り』やマリリン・モンロー主演の『帰らざる河』を観て、イカダで川を渡るのはイカガなものかと思ったからです。どちらの映画も川をイカダで渡って行くと、原住民の激しい襲撃に合います。

イカダの上では隠れるところもなく、やっとの思いで攻撃をかいくぐっても激流で川に落ちそうになり、さらに滝!モンローの映画などは、帰らざる河をイカダで渡って帰らざる人になってしまうのではと、ヒヤヒヤして観ていました。

今回は、川を渡って危険な目に合うことはない植物の「花筏」のご紹介です。

花筏(ハナイカダ)とは

花筏は、日本原産のあまり見かけることのない珍しい落葉低木です。花筏は、4月から5月にかけて春に、葉の中心あたりに花を付け、夏には同じところに黒紫色をした実を付けます。

葉っぱの上に花が乗っている様子が、筏に乗る人に似ていることから「花筏」の名前が付けられました。花筏の花は、淡い緑色で葉とほぼ同じ色をしています。

花筏の別名は、「嫁の涙(ヨメノナミダ)」といいます。

殿様に「葉に実のなる木をみつけよ」と命ぜられた若い嫁が、必死になって探しても見つけることができず、悔しさのあまり流した涙が葉の上に落ちて花筏の実になった、という昔話しに由来しています。

植物でない花筏は、散った桜が水の上に浮かんで帯状に連なって流れる様子を指していう言葉です。

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花筏の育て方

花筏は、湿気のある日陰に多く自生します。そのため、日当たりの悪い場所や常緑樹の木の根元でも問題なく育てることができます。

逆に日当たりが良く風通しの良い場所は、乾燥するためあまり適しません。花筏は、乾燥を苦手とするので鉢植えなら水やりはタップリと行います。

ただ湿気は好むものの極端に水が溜まるような場所は好みません。植え付ける時は、水はけのよい土を選びます。

花筏の剪定と増やし方

花筏は、枝がそれほど多くは出ないので毎年剪定をする必要がありません。

伸びすぎた枝や絡み合ったように生えた枝は、落葉期に剪定を行うようにします。花筏は、環境さえ合えば樹高は2メートルほどにまで生長をします。

花筏は、種から増やします。果実1個の中に2~4つぶの種が入っているので、果肉を取り除いたらすぐに種を土にまきます。

さて、イカダ(いかが)でしたか?ってオチになっていませんね。それにイカダはイカガ(イカダ)なものかも全然うまくないです。

やっぱりここは落語でも聴いて、基本からオチの勉強をしないといけないですね。そのために聴く落語の演目は、『花筏』です。おあとがよろしい…のならいいんですけど…。

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