春の植物

花蘇芳の花は蝶型、葉はハート型の疑惑の木

投稿日:2017年2月21日 更新日:

花蘇芳(はなずおう)は、別名をユダの木といいます。ユダは、『マタイ福音書』によるとイエスを裏切ったことを悔いて、首を吊って自殺したことになっています。

イスカリオテのユダは、イエスの十二番目の使徒。

十三だとよくいわれるのは、最後の晩餐で十三番目に席に着いたからです。13は、西洋では昔から不吉な数字とされています。

でも13といえば、ゴルゴ13、ゴルゴタの丘でイエスに荊の冠を被せて殺した13番目の男といわれるスナイパーですよね。

長期にわたって連載されている長寿漫画ですが、主人公のデューク・東郷も相当にご長寿なのではと思います。

狙撃の腕前は超一流なのは分かっていますが、そろそろ老眼は大丈夫なのかと余計な心配をしてしまいます。作品の中にゴルゴ出生の秘密をめぐるエピソードが、度々登場します。

それらから推定すると、ゴルゴは1930年から1940年前半の生まれということになり、老人ホームに入っている私の母親よりも年上です。

ゴルゴ出生の秘密を探る者は必ず劇中では消されているので、いらぬ詮索は止めにして今回は「花蘇芳」のご紹介です。

花蘇芳とは?

花蘇芳は、中国北部から朝鮮半島が原産のマメ科の落葉樹です。花蘇芳は、日本では4~5メートルほどですが、自生地では樹高10メートル以上の高木になります。

開花の時期は4月から5月の春で、葉が付く前に葉の付け根に蝶のような形をした小さな花を密集させて咲かせるのが特徴です。

花蘇芳の花は赤紫色で、サイズは2センチほど、花茎がとても短いので枝に直接付いているように見えます。

花蘇芳は、花が枯れた後にはハートのような形をした葉を枝に茂らせます。

また、キヌサヤインゲンを短くしたような平たい豆の鞘が垂れ下がります。花蘇芳の鞘は熟すと褐色になり、その中には5個くらいの種が入っています。

花蘇芳の名前は、花の色が「蘇芳」に似ていることから付けられました。

蘇芳は、奈良時代に日本に入って来た染料の取れる植物のことです。蘇芳から取れる赤色の染料を「蘇芳色」と呼びます。

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花蘇芳と花言葉

花蘇芳には、園芸品種に白花のシロバナハナズオウがあります。

他にも、南ヨーロッパから西南アジアが原産のセイヨウハナズオウ、北アメリカ原産のアメリカハナズオウなどがあります。

花蘇芳の花言葉は、「疑惑」「不審」「裏切り」です。

これは、セイヨウハナズオウがイエスを裏切ったユダの話しから「ユダの木」と呼ばれるようになったことに由来しています。

花蘇芳の育て方

花蘇芳は、日当たりの良い場所で育てます。寒さには強いので、冬は特に防寒対策の必要がありません。

花蘇芳は、マメ科の植物で根に「根粒菌」が住んでいるため、肥料が無くても育ちます。根粒菌は、空気中の窒素を取り込んで植物の肥料にするという役割をします。

そのため肥料を与えるなら、窒素分の極力少ないものを選ぶようにします。

花蘇芳の剪定は、花が咲き終わる5月から7月に行います。花蘇芳は、株を植えると株元から「ひこばえ」と呼ばれる細い枝が何本も出て来ます。

この中で元気の良いものだけを2~3本残して、残りは切り落とします。

先々枝が込み合って来ると花蘇芳は管理がしにくくなり、風通しを良くしてやることで病気や害虫を防ぐこともできます。

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