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沈丁花の香りは「栄光」の香りがする?!

投稿日:2017年2月13日 更新日:

「シャネルの5番をつけて寝ます」
何を着て寝ますか?と記者に聞かれて、マリリン・モンローがそう答えたのは有名なエピソードですね。

この時誰もが「スケスケの超悩殺ネグリジェを着て寝ます」なんて答えを期待していたのに、その想像をはるかに上回る「裸で香水をつけて寝る」という答えに驚いてしまったという逸話です。

でもモンローは「裸」だなんて一言も言って無いんですけどね。

この話を聞いた時、勤勉実直な高校生だった私は、日本語で服は「着る」香水は「つける」なのに、英語ではどちらも「wear」を使うのか、と感心したものです。

決して「裸のマリリンはどの部分に香水をつけたのだろうか?」とか「ちくしょー!香水つけてもつけなくてもマリリンのにおい嗅いでみてー」とか、妄想を膨らませたりはしておりません。

シャネルNo.5は違いますが、香水の原料になる花として有名なものに「沈丁花」があります。今回は沈丁花のご紹介です。

沈丁花と花言葉

沈丁花は、「ジンチョウゲ」とも「チンチョウゲ」ともいい、春のはじめに淡いピンク色の花を咲かせます。花は、遠くからでも分かるほど強烈で甘い香りをさせるのが特徴です。

沈丁花の名前は、香りが「沈香」に似ていて、花の形が「丁子」に似ていることから付けられました。沈香とは香りを持つ木の一種のことで、丁子とは香辛料でよく知られるグローブのことです。

沈丁花の花言葉は、なによりまずは「栄光」。沈丁花の学名は、「Daphne odora」といい「Daphne」はギリシア神話に登場する女神「ダフネ」、「odora」は「芳香がよい」という意味なのだそうです。

神話では、女神ダフネは太陽神アポロンの求愛を拒否し月桂樹に姿を変えました。

悲しんだアポロンは月桂樹の葉で冠(月桂冠)を作り、生涯頭にのせ続けたのだとのことです。

またギリシアでは「月桂冠」を勝利や栄光の象徴とし、武勇をたてた軍人や偉大な詩人の頭に被せる風習がありました。

沈丁花の葉が月桂樹に似たところから「栄光」という花言葉と「Daphne odora」という学名が付けられたのです。

沈丁花の香水

沈丁花の香水で代表的なものを3つ、ネットで調べましたのでご紹介します。

・香十

日本の香り文化の伝統を引き継ぐ440年の歴史の老舗です。オードトワレの中に沈丁花の香りがあります。

・マミーサンゴ コスメティクス(三興物産株式会社)

舞妓さん練り香水「うさぎ饅頭」-舞妓さんシリーズ-は、お菓子のような形の入れ物が可愛らしく印象的です。

・武蔵野ワークス

フローラル・フォーシーズンズ-オードパルファム沈丁花は、「爽やかで切ない香り」がキャッチフレーズの男女兼用の香水です。

沈丁花の鉢植えと植え付けの注意点

沈丁花は、1度地植えをしたら植え替えをしないというのが注意点です。鉢植えならば、植え替える時に根を傷つけないよう大事に扱うことが重要となります。

沈丁花を水はけのよい土を入れたひと回り大きな鉢に植え替えますが、その時はくれぐれも根を切らないように注意して土を落とし植え付けを行ってください。

沈丁花の花言葉は、「栄光」のほかに「不死」「不滅」「永遠」です。マリリン・モンローはすでに亡くなりましたが、スクリーンの中では「不死」です。

映画『ナイアガラ』で見せてくれた「栄光」のモンロー・ウォークは「永遠」に「不滅」です。

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