冬の植物

寒緋桜は沖縄で妹のさくらより有名ですか?

投稿日:2017年2月12日 更新日:

サクラといえば、ソメイヨシノが有名なのですが、沖縄では寒緋桜(カンヒザクラ)の方が有名です。

天気予報などで、桜の開花予想や開花宣言を発表する場合、沖縄ではカンヒザクラを指し、他ではソメイヨシノを指すのだそうです。

サクラといえばソメイヨシノなのも結構ですが、結構毛だらけ猫灰だらけ、サクラと言ったらやっぱり寅さんの妹「さくら」でしょ?!『男はつらいよ』の「妹萌え」っぷりには、他の作品の追従を許さないほどの豪快さがあります。

『男はつらいよ』に比べたら、最近流行の「妹萌え」アニメのゆるいことゆるいこと。『干物妹!うまるちゃん』なんか気恥ずかしくって観てられません。(好きで観てたんですけど)男はシリーズのどの作品も寅さんは、必ずマドンナに振られ妹さくらのもとへと帰ります。

いや、旅に出るのか。

おまけに寅さんとさくらは、異母兄妹という微妙な関係で…と、話が違う方向に逸れてしまいましたが、今回は、サクラは桜でも沖縄では一般的な「寒緋桜」の紹介です。

寒緋桜と沖縄

沖縄では桜といえば「寒緋桜」を指し、「緋寒桜(ヒカンザクラ)」とも呼ばれますが、別種の「彼岸桜」とは一文字違いなので混同しないよう「カンヒザクラ」と呼ぶことが多いのだそうです。

毎年1月になると、沖縄での桜の開花ニュースを聴き驚いてしまいますが、沖縄が暖かいから開花の時期が早いというわけではありません。

寒緋桜は、寒くなると花を咲かせます。寒緋桜の花は、濃いピンク色をしていて半開きで下を向いて咲くのが特徴です。

沖縄の桜の名所として、本部(もとぶ)町の八重岳がよく知られています。本部町では、1月下旬になると寒緋桜の開花に合わせるように「桜まつり」が行われます。

寒緋桜の実

サクラの木に成る実は、もちろんサクランボですよね。でも、身近で見る桜(ソメイヨシノ)に、サクランボができているのを見たことがありません。

これは、桜には同じ遺伝子だと実が成らないという特性があるためだそうです。各地に見られるソメイヨシノは、接ぎ木によって増えたものです。

つまりクローン、エヴァンゲリオンでいうところの綾波レイというわけなのです。

沖縄の寒緋桜は、2月の下旬から3月にかけて実が成ります。熟したものをそのまま食べても美味しいのでしょうが、シロップやジャムにしたりもするそうです。

花びらも塩漬けにすれば、お菓子の彩りに使うことができますが、やっぱり桜の花びらといえば、アンパンの必須アイテムですよね。

寒緋桜を本州で見るなら荏原神社

沖縄ではなく本州でソメイヨシノが咲く前に花見がしたいというのであれば、荏原神社の寒緋桜がオススメです。

荏原(えばら)神社は、東京都品川区北品川2-30-28にあり、区内では最も早く花見ができるということで地元の人たちに親しまれています。

荏原神社の境内には、樹齢50年ともいわれる寒緋桜があり、濃いピンク色の見事な花を咲かせる姿を私たちに見せてくれます。

いかがでしたか?サクラといえば、沖縄では「寒緋桜」、本土では「ソメイヨシノ」、寅さんでは博士と結婚して「諏訪さくら」。これは、桜を愛するすべての日本人の常識です。

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