冬の植物

寒緋桜の枝を誤って斧で切ったら正直に言いましょう

投稿日:2017年2月13日 更新日:

サクラといえば、アメリカ初代大統領ジョージ・ワシントンの「桜の木の話」をご存じですか。

子供の頃、ワシントンが斧を振り回して遊んでいて、誤って父親の大事にしていた桜の木の枝を切り落としてしまいました。

ワシントンは父親に「自分がやりました」と正直に言い、父親も彼を許したそうです。この話を聴いた時、さすがアメリカは『13日の金曜日』の国。

大統領でも子供の頃から、ジェイソンのように斧を振り回しているのか!(ジェイソンの1番の凶器はナタです)そりゃ父親も許さないわけにはいかないよな。

手に斧を持って「自分がやりました。次はお前だ」なんて言われたらたまったものじゃない…と勝手に思っておりました。

さしずめトランプなら、子供の頃はチェーンソーですかね。さて、ワシントンが切ったサクラの種類は何か分かりませんが、サクラといえば沖縄では「寒緋桜」。今回は、寒緋桜と育て方の紹介です。

沖縄でサクラといえば寒緋桜または緋寒桜

沖縄は1月に早々と桜の開花宣言の報道がされるのですが、この場合は「寒緋桜」で他の地域は「ソメイヨシノ」になります。

「寒緋桜」は「緋寒桜(ヒカンザクラ)」とも呼ばれますが、「彼岸桜(ヒガンザクラ)」と区別するため「寒緋桜(カンヒザクラ)」と呼びます。

寒緋桜は寒くなると花を咲かせる性質があり、沖縄が暖かい気候のため桜の開花が早いというわけではありません。

寒緋桜の花は、濃いピンク色をしているのが特徴で半開きの状態で下を向いて咲きます。花の姿が釣り鐘のように見えるので、中国では「鐘花櫻花」と呼ばれます。

寒緋桜は、2月の下旬から3月にかけて実(サクランボ)をつけます。実は、サクランボ酒やジャムやシロップとして利用されいてますが、花びらも塩づけにすればアンパンの上にのせられますよね。

寒緋桜の育て方

寒緋桜は、秋の落葉の時期よりずっと前に葉を落とします。夏の終わりに突然葉が落ちるようなことがあっても驚かず自然にまかせれば大丈夫です。

寒緋桜を育てる注意点としては、剪定は必要最低限にとどめるということです。寒緋桜だけでなく桜の仲間は、枝の傷口の回復力がとても弱く、腐朽しやすいという性質があります。

切り口から雨水や腐朽菌が入ると、そこから腐りはじめて枯れやすくなります。

園芸のアイテムとして、カルスメイトという切り口に塗る癒合剤(薬剤)があります。ワシントンと彼のお父さんが、これを使ったかどうかは定かではありません。

寒緋桜の名所は?

沖縄なら寒緋桜の名所として、本部(もとぶ)町の八重岳が有名です。1月下旬に本部町では、開花の時期に合わせて「桜まつり」が開催されます。

寒緋桜は比較的に寒さには強いので、関東地方でも生育しています。東京都は品川区の荏原(えばら)神社の境内にある寒緋桜は、区内で最も早く花見ができるとで多くの人に親しまれています。

寒緋桜に限らずお花見はマナーを守らなければいけませんよね。いくらサクラの花がきれいだからと、枝を折ったり切ったりするのはもってのほかです。

お花見に斧を持っていく人はいないと思いますが、誤って斧でサクラの枝を切ってしまった場合はどうしたらいいか?それはご自分でお考えください。

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